酢の物はどれくらい日持ちするか知っていますか?
余り物の食材で手軽に作れる酢の物ですが、食材の種類や調理方法によって日持ちする期間が異なります。
そこで今回は、酢の物の日持ち・賞味期限の目安を種類別に紹介します。
酢の物を冷蔵保存する際のポイントや腐ったときの特徴もまとめましたので、酢の物を保存する際はチェックしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
酢の物の日持ち・賞味期限の目安は?
酢の物の日持ち・賞味期限の目安は、食材によって異なります。
ここでは酢の物の賞味期限の目安を種類別に紹介します。
- 大根:約7日
- タコ:約7日
- もずく:3~7日
- わかめ:3~4日
- 切り干し大根:3~7日
- にんじん:約7日
- きゅうり:約3日
- 春雨:3~4日
酢の物の日持ち・賞味期限の目安は、早くて3日、最長で7日です。
ただし、わかめや春雨は種類によって日持ち期間が異なるので、賞味期限より早めに食べきると安心です。
水分の多いきゅうりに関しても、切り口から水分が出て傷みやすく、3日ほどしか日持ちしないので、できるだけ早めに食べきりましょう。
酢の物の保存方法って?
酢の物は、冷蔵保存が基本です。
酢は日持ちする調味料なので「常温でも保存できるのでは?」と思う方もいるでしょう。
しかし、酢を加えても食材は腐らないわけではないため、常温保存では日持ちしません。
また、酢の物は冷凍保存も不向きです。
冷凍するとお酢の酸味が抜けてしまううえに、解凍時に食材の食感が大きく変わってしまいます。
そのため、酢の物を保存する場合は冷蔵庫に入れて保存しましょう。
酢の物を日持ちさせるポイント
酢の物を冷蔵保存で日持ちさせるためには、次の4点を意識しましょう。
- だし入りの酢を使わない
- 清潔な容器を使用する
- 調味液を加熱してから食材を漬ける
- 密閉保存する
昆布などが入っているだし入りのお酢は、通常のお酢と比べて日持ちしません。
酢の物を保存する予定のある場合は、三杯酢や甘酢などを使用しましょう。
また、調味液を加熱してから漬けることで、殺菌の繁殖を防げます。
調味液を加熱したら、沸騰する直前に火を止めて粗熱をしっかりと取ってから調理しましょう。
酢の物は腐るとどうなるの?
酢の物は、もともと酸味のある料理なので、腐っていても気づきにくいかもしれません。
ここでは、腐って食べられなくなった酢の物の特徴を紹介します。
【腐った酢の物の特徴】
- 調味液が濁っている
- 表面に白い膜が張っている
- 食べると舌がピリピリする
酢の物は、腐ると見た目に変化が現れます。
保存した酢の物は、食べる前に調味液が濁っていないか、表面に白い膜が張っていないか必ず確認するようにしましょう。
腐ったときの特徴が一つでも当てはまる場合は、食べずにすぐ破棄してください。