食パンの正しい冷凍保存方法は知っていますか?
食パンを正しい手順で冷凍することで長期保存が可能になります。
今回は、食パンの冷凍保存方法や注意点、日持ち・賞味期限の目安について紹介します。
冷凍した食パンをおいしく焼くコツや、腐ったときの特徴など紹介しますので参考にしてみてください。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
食パンの日持ちする保存方法って?
結論から言うと、食パンは冷凍保存で日持ちします。
食パンは常温保存するイメージがありますが、パンには水分が多く含まれているため、3~4日ほどで水分が抜けて乾燥し、カビが生えてしまいます。
食パンをすぐに食べる予定のない場合は、空気が触れないように正しい手順で冷凍保存しておくのがおすすめです。
なお、食パンは冷蔵保存に向いていません。
冷蔵保存すると水分が抜けやすく風味が落ちてしまうため、冷蔵保存は避けて常温または冷凍で保存を行うようにしましょう。
【冷凍】食パンの保存方法・賞味期限
まずは食パンの日持ちする冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
食パンの冷凍保存方法
食パンの冷凍保存方法は以下の通りです。
- 1枚ずつラップまたはアルミホイルでしっかりと包む
- 数枚ずつジップ付き保存袋に入れて密閉し冷凍保存する
食パンを冷凍する際、そのまま袋で保存するのはNGです。
そのまま袋で保存すると冷凍焼けや酸化が進み、早い段階で品質が落ちてしまいます。
食パンをおいしい状態で冷凍保存するためには、空気が触れないように1枚ずつラップでしっかりと包むことが大切です。
冷凍する際に、金属トレーの上にのせて冷凍庫に入れておくとすみやかに冷凍できるのでおすすめです。
賞味期限の目安
食パンは、正しい手順で冷凍保存することで約1ヶ月日持ちします。
ただし、保存状態が悪いと傷みやすく、ニオイの強い食材の近くで保存するとニオイが移って風味が悪くなってしまいます。
おいしい状態で食べるためにも、できるだけ早めに食べきることをおすすめします。
冷凍した食パンをおいしく焼くコツ
冷凍した食パンは、以下の方法でおいしく食べられます。
- トーストで焼く
- フライパンで焼く
- 電子レンジで加熱する
それぞれの焼き方を詳しく見て行きましょう。
トーストで焼く
冷凍した食パンを焼いて食べる場合は、冷蔵庫で自然解凍してからトーストで焼きましょう。
- 冷凍した食パンを冷蔵庫に移して自然解凍する
- 霧吹きで食パンを湿らせる
- トースターで好みの焼き加減になるまで焼く
冷凍した食パンは水分が抜けているため、霧吹きで食パンを湿らせることでしっとりとした食感に仕上がります。
フライパンで焼く
トースターがない場合は、フライパンを使って食パンを焼きましょう。
- キッチンペーパーでパンを包む
- 電子レンジで1分間加熱する(または自然解凍)
- フライパンにのせて片面がカリッとするまで焼く
- 裏返して裏面もカリッとするまで焼く
食パンをフライパンで焼く場合は、自然解凍や電子レンジで解凍してから焼くと時短になります。
冷凍食パンを解凍せずにそのまま焼く場合は、弱火にしてゆっくりと焼き上げましょう。
電子レンジで加熱する
冷凍した食パンは、電子レンジで加熱するとふんわりとした食感に仕上がります。
- 冷凍食パンのラップを外す
- お皿にのせて20秒ほど電子レンジで加熱する
- 食パンを裏返してさらに20秒温める
冷凍食パンを電子レンジで温める際は、温めすぎに注意してください。
温めすぎるとパンがカチカチになってしまうため、様子を見ながら加熱時間を調節しましょう。
冷凍食パンは腐るとどうなるの?
賞味期限が過ぎた冷凍食パンは、傷み始めるうとどのような変化があらわれるのでしょうか。
ここでは、腐った冷凍食パンの特徴を紹介します。
【腐った冷凍食パンの特徴】
- 霜がついている
- 冷凍焼けを起こしている
冷凍してない食パンは腐るとカビが生えるなど見分けがつきやすいのですが、冷凍している状態だとわかりづらいため、腐ったときの特徴を把握しておく必要があります。
保存していた冷凍食パンを食べる際は、冷凍焼けしていないか、霜がついていないかを確認しておきましょう。