冷蔵保存が一般的とされている生卵ですが、冷凍することで弾力がアップすることを知っていますか?
生卵は冷凍保存すると日持ち期間が短くなりますが、冷凍することで黄身の弾力が増してクリーミーな味わいになるのでおすすめです。
そこで今回は、生卵の冷凍保存方法や賞味期限の目安について解説します。
生卵を冷凍するメリットや危険性、解凍方法についても紹介しますので、生卵を冷凍する際の参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
生卵の冷凍するメリットは?日持ちする?
生卵は冷凍保存が可能です。
冷凍することで、黄身の弾力が増してクリーミーな味わいになります。
ただし、生卵を冷凍する際は日持ち期間に注意しましょう。多くの食材は冷凍することで日持ちしやすくなりますが、生卵の場合、冷蔵保存よりも日持ち期間が短くなります。
生卵を冷凍保存した場合は、1~2日を目安に食べ切るようにしてください。
生卵を冷凍しても危険性はない?
生卵は冷凍することで、なめらかな味わいになりますが、誤った手順で保存すると危険性が高まる可能性があります。
生卵をおいしく冷凍するためにも、正しい手順で丁寧に保存しましょう。
また、生卵を冷凍すると、殻にヒビが入り菌が繁殖してしまうリスクもあります。
そのため、生卵を冷凍したら、長く保存せず早めに食べきりましょう。
冷凍して数日たった生卵は、念の為加熱して食べると良いです。
加熱しても完全に殺菌することはできませんが、ある程度は殺菌できるので、菌の繁殖が心配な場合は、加熱して食べましょう。
生卵の冷凍方法
ここからは、生卵の冷凍方法を紹介します。
- 生卵をからの状態のままラップでふんわりと巻く
- ラップで巻いた生卵をジップ付き保存袋にいれる
- 約1日、冷凍庫に入れて冷凍する
ラップを巻くことで、卵を衝撃から守り、ヒビが入りにくくなります。
乾燥を防ぐためにもジップ付き保存袋にいれて空気を抜いて密閉させましょう。
上記の手順で生卵を冷凍することで、日持ちしやすくなります。
冷凍生卵の解凍方法
冷凍した生卵を解凍する場合は、常温で1時間ほど自然解凍しましょう。
夏場などの暑い時期は傷みやすくなるため、冷蔵庫で1~2時間ほど自然解凍してください。
冷凍した生卵は、味はあまり変わりませんが黄身に弾力が増してモチモチした食感になります。
また、冷凍卵を食べる際は、以下の手順で行うと上手に剥けます。
【冷凍生卵のおすすめの剥き方】
- 冷凍で卵が膨張したことで殻にヒビが入る
- ヒビの部分に流水をあてると簡単に殻が剥ける
- 剥きづらい場合は、水に少し漬けてから剥く
上記の手順で行うと、するっと簡単に殻がむけます。
無理やり剥くと形が崩れる場合があるので、丁寧に剥きましょう。