餅は冷凍で日持ちすることを知っていますか?
餅は、常温保存していると「いつのまにかカビが生えていた」なんてこともありますよね。
今回は、餅の冷凍保存方法と賞味期限の目安について解説します。
餅を冷凍する際のポイントや美味しく焼く方法なども紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
餅は冷凍保存できる!
餅は、冷凍することで長期保存が可能になります。
餅は常温で置いておくと、すぐにカビが生えて食べられなくなってしまうので、すぐに食べない場合は冷凍保存しておきましょう。
【冷凍】餅の保存方法・賞味期限の目安
まずは餅の冷凍保存方法と賞味期限を目安を【市販の切り餅・手作りのつきたて餅】に分けて紹介します。
市販の切り餅の場合
市販の切り餅は未開封の状態であれば、冷凍しなくても長く日持ちしますが、開封した切り餅は以下の手順で冷凍保存しましょう。
- 餅を一つずつラップで包む
- ジップ付き保存袋に入れる
- ジップ付き保存袋の空気を抜いて密閉する
- 冷凍庫に入れて保存する
一度開封した切り餅は、乾燥を防ぐために1つずつラップでしっかりと包みましょう。
表面に水分がついているいるとカビの原因となってしまうため、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ってから保存してください。
手作りのつきたて餅の場合
手作りのつきたて餅は、保存料を使用していないため、市販餅と比べて日持ちしにくいです。
餅をつくったらすぐに食べきるか、以下の手順で冷凍保存しておきましょう。
- 餅を食べやすい大きさにカットする
- 餅粉をまぶす
- 金属トレイの上に餅を間隔を開けながら並べて冷凍する
- 餅が凍ったら一個ずつラップで包みジップ付き保存袋に入れて冷凍保存する
手作りの餅を冷凍保存する際は、柔らかいうちに食べやすい大きさにカットするのがおすすめです。
餅粉をまぶしすぎると、空気の水分を含んでカビの原因となってしまうため、つけすぎないように気をつけてください。
冷凍した餅の賞味期限の目安
餅は正しい手順で冷凍保存すれば半年~1年と長く日持ちします。
ただし保存期間が長いほど品質は落ちてしまうので、おいしく食べるためにも早めに食べ切りましょう。
冷凍した餅の解凍方法・おいしく焼くコツ
ここでは冷凍した餅の解凍方法とおいしく焼くコツを紹介します。
冷蔵庫で自然解凍
餅を料理に使う場合は、冷蔵庫に入れてゆっくりと自然解凍させましょう。
- 調理に使う前日に冷凍庫から餅を取り出し、ラップをしたまま冷蔵庫に移す
- 半日ほど自然解凍させる
自然解凍は時間がかかりますが、冷蔵庫に入れておくだけなので手間なく解凍できます。
電子レンジで解凍
冷凍した餅は電子レンジで解凍すればすぐに柔らかくなります。
- 冷凍した餅をタイ別容器に入れて5分ほど水に浸す
- 容器にラップをし電子レンジで加熱する(1個につき500W約2分)
- 餅が浮いてきたらできあがり
電子レンジを使って餅を解凍すればすぐに柔らかくなるので、加熱すぎないように餅の様子を見ながら温めてください。
餅が膨らみすぎる前に取り出すことが、おいしく食べるポイントです。
フライパンで焼く
冷凍した餅は、フライパンで手軽においしく焼くことができます。
餅をフライパンでおいしく焼く方法は以下のとおりです。
- フライパンを熱し油をひく
- 冷凍餅をおいて蓋をして2分程焼く
- 餅に焼き色がついたら裏返しさらに2分ほど焼く
冷凍餅をフライパンで焼く際は膨らみ過ぎないように焼いてください。
餅が膨らみすぎるとフライパンにくっついてしまうため、様子を見ながらひっくり返し、ちょうどいい焼き加減になったら取り出しましょう。
オーブントースターで焼く
冷凍餅をオーブントースターで焼く方法は以下のとおりです。
- オーブントースターの網にアルミホイルを敷く
- 冷凍餅を並べて10分程焼く
- 餅が膨らんできたら裏返してさらに2分ほど焼く
- ちょうどいい焼き色になったら出来上がり
冷凍餅をオーブントースターで焼く際は、アルミホイルに油を薄く引いておくと、餅がくっつきにくくなります。
オーブントースターで焼くと約10分程で出来上がるので、冷凍餅をすぐに食べたいときはオーブントースターを利用してみてください。