ローズマリーの正しい保存方法や賞味期限の目安は知っていますか?
ハーブティや料理の香り付けに人気のローズマリーは、生・冷蔵・冷凍・乾燥での保存が可能です。
今回は、ローズマリーの正しい保存方法と賞味期限の目安について解説します。
ローズマリーにはさまざまな保存方法があるので、ぜひこの記事を参考にしてローズマリーを日持ちさせましょう。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
ローズマリーを生で保存する方法・賞味期限
ローズマリーを生の状態で保存する場合は以下の手順で行いましょう。
- ボウルに水を張り、水中で茎を切る
- グラスに水を入れてローズマリーを挿す
- 直射日光を避けて冷暗所で保存する
ローズマリーを生の状態で保存する場合は、乾燥すると葉が茶色く変色してしまうので、水に入れたグラスなどに枝ごと生けてください。
毎日水を変えることで数週間は鮮度を保つことができます。
長く保存していると根本からひげ根が生えてくる場合がありますが、プランターなどの土に植えるとローズマリーが新しく生えてきます。ぜひ試してみてください。
【冷蔵】ローズマリーの保存方法・賞味期限
つづいては、ローズマリーの冷蔵保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
- ローズマリーをよく洗い、乾かしておく
- 濡らしたキッチンペーパーでローズマリー全体を包む
- 保存袋に入れて野菜室で立てて保存する
ローズマリーを冷蔵保存する際は、乾燥しないように湿らせたキッチンペーパーでローズマリー全体を包みましょう。
さらに保存袋に入れることで酸化による腐敗・変色を抑えます。
上記の方法で正しく冷蔵保存した場合、約2週間日持ちします。
冷蔵保存しておけば、水換えの手間がないのでおすすめです。
【冷凍】ローズマリーの保存方法・賞味期限
ローズマリーの冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
- ローズマリーを洗い、しっかり乾燥させる
- 使いやすい形にする(葉を外す・みじん切りにするなど)
- 枝のまま保存する場合は重ならないようにキッチンペーパーの上に並べて冷凍する
- 凍ったら保存袋にいれて冷凍保存する
ローズマリーを冷凍する際は、しっかり乾燥させた状態で保存してください。水分が残っていると水分が凍り、葉を傷めてしまう可能性があります。
上記の手順で正しく冷凍保存すると1年以上賞味期限を伸ばすことができます。
ただし、保存状態が悪いと日持ちしにくくなるため、1ヶ月毎に状態を確認しながら保存しましょう。
冷凍したローズマリーは、解凍せずにそのまま調理に使えます。
【乾燥】ローズマリーの保存方法・賞味期限
ローズマリーは乾燥すれば常温で長期保存が可能です。
ここでは、ローズマリーを乾燥して保存する方法と賞味期限の目安を紹介します。
- ローズマリーを洗い、水気を取る
- 枝の根元の葉を取り除く
- 枝の向きを揃え、束にまとめる
- 直射日光を避けて風通しの良い場所に吊るす
- 2週間~数ヶ月乾燥させる
- 軽くつまんだときに葉が剥がれるくらいになったら、葉を枝から落とし、密閉容器や袋で保存する
乾燥したローズマリーは常温で約1年日持ちします。
夏は湿気が多いため、除湿剤と一緒に保存すると日持ちしやすくなります。
ローズマリーが腐るとどうなる?
腐ったローズマリーの特徴は以下のとおりです。
- ヌメリがある
- 黒や茶色に変色
- カビが生える
- 粘り気がある
ローズマリーは水分がついた状態で保存していると、上記のように腐る可能性が高くなります。
これらのような特徴が1つでもあてはまる場合は、使わずに処分したほうが安全です。