誕生日やクリスマスなどの行事に欠かせないケーキですが、冷凍で長く保存することはできるのでしょうか。
ケーキといっても種類は多くあるので、最適な保存方法や賞味期限の目安は異なります。
そこで今回は、冷凍保存できるケーキの種類・冷凍に不向きのケーキ・正しい冷凍保存方法・解凍のコツ・賞味期限の目安(種類別)を紹介します。
ケーキを冷凍するか迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
ケーキは冷凍できるの?
ケーキといえば、冷蔵保存して数日で食べ切らなければならないイメージがありますが、冷凍で長期保存できることを知っていますか?
しかし、ケーキは種類が豊富で材料や作り方も様々なので、冷凍に向いているものもあれば、向かないケーキもあります。
ここでは冷凍に向き・不向きのケーキを紹介していきます。
【冷凍保存できるケーキ】
- チーズケーキ
- ガトーショコラ
- ロールケーキパウンドケーキ
【冷凍保存できないケーキ】
- フルーツの入ったタルト
- フルーツの入ったロールケーキ
- いちごのショートケーキ
上記で紹介したとおり、多くのケーキを冷凍することができますが、フルーツが入っているケーキは冷凍に不向きです。
フルーツの入ったケーキを冷凍すると、解凍時にフルーツの水分が出て味が落ちてしまうからです。
フルーツの入っていないケーキであれば、生クリームやチョコクリームが付いていても冷凍できます。
ケーキの冷凍保存方法・解凍のコツ
ここからは、ケーキの冷凍保存方法と解凍のコツを紹介します。
ケーキの冷凍保存方法
ケーキを冷凍保存する場合は以下の手順で行いましょう。
- ケーキを一切れずつラップで包む、または冷凍用の保存容器に入れる
- トッピングされているケーキの場合は、容器のふたの上にケーキを乗せて容器を被せて密閉する
- 冷凍庫に入れて保存する
冷凍ケーキの解凍のコツ
冷凍したケーキを食べる際は、冷蔵庫に移して自然解凍させましょう。
カットケーキは5~6時間前、ホールケーキは半日前に冷蔵庫に移しておけば、食べる頃に解凍されます。
時間はかかってしまいますが、じっくり解凍することで味を落とさずに食べられます。
冷凍ケーキの賞味期限の目安は?
冷凍ケーキの賞味期限の目安を種類別に紹介します。
- チーズケーキ:約3~4週間
- ガトーショコラ:約3~4週間
- ミルクレープ:約2~3週間
- ロールケーキ:約2~3週間
- パウンドケーキ:約2週間
上記の期限内であれば、保存前とあまり変わらない食感・味で食べられます。
賞味期限が過ぎると徐々にパサつき始めて劣化が進むので、できるだけ早めに食べきることをおすすめします。
冷凍ケーキが腐るとどうなるの?
ケーキは冷凍で長期保存できますが、保存状態によって腐ることもあります。
ケーキは腐っても見た目では分かりづらいので、腐ったときの特徴をしっかりと把握しておきましょう。
【腐ったケーキの特徴】
- 生クリームが黄色い
- ケーキが霜・氷に覆われている
- 変な臭いがする
ケーキは冷凍庫の開閉による温度変化で、水分が出てケーキに霜や氷がつきます。
ケーキの水分が出てしまうと酸化が進み劣化していくので、霜や氷に覆われているケーキは食べないようにしましょう。
また、解凍後に明らかに変な臭いがする場合も腐っている可能性が高いので食べずに処分しましょう。