カット野菜の賞味期限の目安・保存方法は知っていますか?
スーパーなどで販売されているカット野菜は、カットする手間が省けるのでさっと調理に使えて便利ですよね。
この記事では、カット野菜の賞味期限の目安【市販・自宅でカット】と日持ちする保存方法を【野菜別・保存別】紹介します。
冷凍したカット野菜の解凍方法や食感が悪くなったときの対処法、腐るとどうなるのかもまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
カット野菜の日持ち・賞味期限の目安は?
まずは、カット野菜の日持ち・賞味期限の目安を【市販カット野菜】と【自宅でカットした場合】に分けて紹介します。
市販カット野菜の日持ち・賞味期限
市販のカット野菜の賞味期限は野菜の種類によって異なりますが、長くて3日ほどです。
市販カット野菜のパッケージ裏に消費期限が記載されているので購入する際はチェックしておきましょう。
一度開封したカット野菜は劣化が進んでいきますので、賞味期限に限らずできるだけ早めに使い切ってください。
自宅でカットした野菜の場合
自宅でカットした野菜は、冷蔵保存で3~4日、冷凍保存で1ヶ月ほど日持ちします。
カット野菜は、まるごと保存するよりも早く傷んでしまうので、野菜室よりも気温の低い冷蔵室に入れて保存するのがおすすめです。
【野菜別】カット野菜の保存方法
ここからは、カット野菜の冷蔵・冷凍保存方法を野菜別【人参・キャベツ・玉ねぎ】に紹介します。
カット人参の保存方法
カットした人参は、クッキングペーパーで全体を包んで、ジップ付き保存袋に入れて冷蔵保存しましょう。
冷凍保存をする場合は、人参を薄く切り、使い切る分を小分けにしてラップに包みジップ付き保存袋に入れてください。
カットキャベツの保存方法
カットキャベツの冷蔵保存方法は以下の通りです。
- キャベツを水で洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取る
- 好きな大きさにカットする
- ジップ付き保存袋に入れて冷蔵保存する
キャベツを保存する際は、キッチンペーパーでしっかり水気を拭き取ることが重要になります。
また、キャベツは上記の方法で冷凍保存することも可能ですが、冷凍するとキャベツの食感が変わります。冷凍したキャベツは、加熱調理に使うのがおすすめです。
カット玉ねぎの保存方法
カット玉ねぎは、ジップ付き保存袋に入れて空気を抜いて密閉し、冷蔵室で保存しましょう。
冷凍する場合は、一食分に分けてラップでしっかり包んでからジップ付き保存袋にいれて保存してください。
たまねぎを冷凍保存すると、甘みが増すほか火の通りが早くなり味が染み込みやすくなるのでおすすめです。
冷凍したカット野菜の解凍方法
凍ったまま調理に使う
冷凍したカット野菜を加熱調理に使う場合は、解凍せずに凍ったまま調理に使えます。
水分の少ない野菜は強火で水分を飛ばしながら調理しましょう。水分の多い野菜は、煮物や汁物に使うのがおすすめです。
和え物やおひたしに使うなら冷蔵庫で自然解凍
冷凍カット野菜を和え物やおひたしに使う場合は、冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。
ただし、レタスのように水分の多い野菜は自然解凍すると水分が出て食感が変わってしまうので、自然解凍ではなく凍ったまま調理に使うのが良いでしょう。
カット野菜の食感が悪いときの対処法
カット野菜の食感が悪いときは、「50℃洗い」を行いましょう。
- 50℃前後のお湯をボールに入れる
- カット野菜を20~30秒ほど浸す
- 冷水に少し浸して、ザルに上げる
- キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取る
50℃前後のお湯に浸すことで、古くなった野菜の食感を戻すことができます。
茎のあるブロッコリーやアスパラガスなどは、2分を目安に浸しましょう。
カット野菜の食感が悪くなったときはぜひ50℃洗いを試してみてくださいね。
カット野菜が腐るとどうなるの?
ここでは、腐ったカット野菜の特徴を紹介します。
- 色が変色している
- ぬめりがある
- カビが生えている
- 柔らかくなりすぎている
- 酸味のある異臭がする
カット野菜は、まるごと保存するよりも傷みやすくなるので、調理する前に腐っていないか確かめておく必要があります。
上記のような特徴が一つでも当てはまる場合は腐っている可能性が高いのですぐに処分してください。