つけ汁や鍋、炒め物など様々な料理に使いやすい万能調味料のめんつゆは、いつでも使えるようにストックしているご家庭も多いのではないでしょうか。
今回は、めんつゆの賞味期限の目安【未開封/開封後・市販/自家製】についてお伝えします。
さらに、賞味期限切れのめんつゆは使うことができるのか・腐るとどうなるのか・正しい保存方法もまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
めんつゆの賞味期限の目安は?
家庭料理に欠かせないめんつゆは、様々なメーカーが取り扱っており、種類や保存状態(未開封/開封後)によって賞味期限も異なります。
まずは、めんつゆの賞味期限の目安を【未開封・開封後・自家製】にわけて紹介します。
【未開封】めんつゆの賞味期限の目安
未開封のめんつゆは、パッケージに記載されている賞味期限を目安に使い切りましょう。
【メーカー別の賞味期限】
- キッコーマン:1年
- ミツカン(ストレート):1年半
- ミツカン:(2倍/3倍濃縮):1年
- 桃屋:1年半
- ヤマサ(ストレート):1年半
- ヤマサ(3倍濃縮):1年
- ヤマキ:1年
- にんべん:1年
- 創味食品:1年
めんつゆは未開封の状態であれば、大体1年から1年半まで日持ちします。
上記の賞味期限を見ると、ストレート・濃縮によっても賞味期限が違うことがわかりますね。
未開封のめんつゆは冷蔵保存でなくても冷暗所で常温保存しておけば上記の賞味期限まで日持ちします。
【開封後】めんつゆの賞味期限の目安
開封後のめんつゆは、未開封に比べて日持ちしなくなるので、必ず冷蔵保存を行いましょう。
【開封後めんつゆの賞味期限】
- ストレート:約3日
- 2倍濃縮:約1~2週間
- 3倍濃縮:約3週間
開封後のめんつゆは、塩分濃度によって賞味期限に差が出てきます。ストレートタイプと3倍濃縮タイプでは大きな差があるので気をつけましょう。
【自家製】めんつゆの賞味期限の目安
自家製のめんつゆも、ストレートタイプか濃縮タイプで賞味期限が異なります。
濃縮タイプであれば開封後の市販めんつゆと同じで約3週間ほど日持ちします。
ストレートタイプの自家製めんつゆはとくに日持ちしないので作ったら冷蔵保存をしてすぐ使い切りましょう。
めんつゆは賞味期限切れでも使える?
結論からいいますと、めんつゆは賞味期限が切れても腐っていなければ使うことができます。
めんつゆを正しい方法で保存していても劣化は防げませんが、賞味期限が多少過ぎても腐っていない可能性はあります。
めんつゆは鰹節や昆布などのだし汁が入っているため、みりんや醤油といった他の調味料よりも傷みやすいです。
そのため、賞味期限切れのめんつゆを使う際は事前に腐っていないかを確認しておくことが大切です。
「腐っていないけど劣化が心配」などの場合は一度加熱をしてから使うとよいです!
強火で加熱をすると風味が落ちてしまうので、ひと煮立ちしたら弱火で加熱するようにしましょう。
めんつゆが腐るとどうなる?
ここでは、腐っためんつゆの特徴を紹介します。
【腐っためんつゆの特徴】
- 濁っている
- 明らかにおかしい臭いがする
- 表面に膜が張っている
- 浮遊物がある
めんつゆは賞味期限が過ぎたり保存状態が悪いと、上記のように腐ることがあります。
膜が張っていたり浮遊物がある場合は、カビの可能性が高いのですぐに処分しましょう。
めんつゆの正しい保存方法
開封後のめんつゆを長持ちさせるおすすめの方法は冷凍保存です。
【めんつゆの冷凍保存方法】
- ペットボトル、またはジップ付き保存袋に小分けにして冷凍
- 製氷皿で冷凍保存する
めんつゆを冷凍保存することで約1~2ヶ月まで賞味期限を延ばすことができます。
ペットボトルやジップ付き保存袋に入れて冷凍した場合、使う前日に冷蔵庫に移し自然解凍しましょう。
製氷皿にいれて冷凍した場合は、解凍しなくてもそのまま加熱調理に使えるので便利です。