梅干しはいつまで日持ちするのか知っていますか?
市販と自家製でどのくらい賞味期限に違いがあるのでしょうか。
今回は、梅干しの賞味期限の目安を保存状態【未開封/開封後】や種類【塩漬け/調味/自家製】で比較し紹介します。
さらに、賞味期限切れの梅干しはいつまで食べることができるのか・腐るとどうなるのか・日持ちする保存方法もまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
【未開封】梅干しの賞味期限
まずは、梅干しの賞味期限(未開封)を紹介します。
- 塩漬け梅干し:賞味期限なし
- 調味料梅干し:約6ヶ月
- 自家製梅干し:塩分濃度による
梅干しには様々な種類がありますが、高濃度の塩で漬けられている塩漬けは腐りにくく賞味期限が設定されていません。
スーパーなどで販売されているカツオやはちみつなどで味付けされた調味料梅干しは塩分濃度が比較的低いため、約6ヶ月と日持ちしにくいのが特徴です。
自家製梅干しの賞味期限については塩分濃度によって大きく異なるので保存期間に注意しましょう。塩分濃度が15%以内の梅干しは日持ち期間が短くなるので、20%以上を目安に漬けるようにしましょう。
【開封後】梅干しの賞味期限
スーパーなどで販売されている調味料梅干しは一度開封すると劣化が進んで日持ち期間が短くなります。
開封後の梅干しはしっかりと冷蔵保存をして1~2ヶ月で食べ切るようにしましょう。
賞味期限の過ぎた梅干しはいつまで食べられる?
梅干しは賞味期限が過ぎても腐っていなければ食べることができます。
塩分濃度が高い梅干しは硬い結晶の塩が浮き出ていることがあります。一見白いカビかとおもいますが、カビはふわふわとしているのでよくみて判断しましょう。
梅干しが腐るとどうなる?
ここからは、腐った梅干しの特徴を紹介します。
【腐った梅干しの特徴】
- 酸味の強い臭い・味がする
- 白・青・赤・黒のカビが生えている
- 変色している
- 梅酢が茶色く変色している
- ねばりがあり糸を引いている
- 苦味が強い
梅干しの賞味期限が過ぎて腐ると、梅干し本来の匂いではない発酵したような酸っぱい臭いがします。
また、梅干しは見た目にわかりやすく変化が現れます。カビが生えていたり梅酢が茶色くなっていたら傷んでいる証拠です。カビの中でも黒カビは毒性が強いので、絶対に食べないようにしてください。
腐った梅干しを口に入れてしまった場合、苦味や酸味の強い味がしたらすぐに吐き出して処分しましょう。
【冷蔵/冷凍】市販梅干しの日持ちする保存方法
梅干しを少しでも長く日持ちさせるには正しい方法で保存する必要があります。
ここでは、梅干しの日持ちする保存方法を【冷蔵/冷凍】に分けてお伝えします。
冷蔵保存方法
まずは、自家製梅干しの日持ちする保存方法は以下の通りです。
- 瓶やタッパーなどの保存容器を用意する
- 保存容器を熱湯で殺菌しておく
- 保存容器の水気をしっかり拭き取る
- 保存容器に梅干しを入れて冷凍保存する
市販梅干しの場合はそのままパックで冷蔵保存して問題ありません。
自家製梅干しを保存する際は、プラスチックの保存容器を使うようにしてください。梅干しは酸が強いため金属の容器だと錆びてしまいます。
梅干しをより日持ちさせるためには、瓶やタッパーなどの保存容器を熱湯で消毒してから梅干しを入れて冷蔵保存しましょう!
冷凍保存方法
梅干しの冷凍保存方法は以下のとおりです。
- 梅干しを1つずつラップでしっかり包む
- ジップ付き保存袋に入れて密閉し冷凍保存
塩分濃度の低い梅干しや調味料梅干しは冷凍保存で賞味期限を延ばすことが可能です。
開封後の梅干しは1ヶ月を目安に使い切りましょう。
塩分濃度の高い梅干しは冷凍をしても完全に凍ることがないので解凍せずにそのまま食べることができます。
完全に解凍したい場合は食べる前に冷蔵庫に移して自然解凍しましょう。