だし汁や料理のトッピングに活躍する鰹節ですが、どのくらい日持ちするのでしょうか。
今回は、鰹節の日持ち・賞味期限の目安について紹介します。
賞味期限切れの鰹節はいつまで食べることができるのか・腐るとどうなるのか・日持ちする保存方法・冷凍で長期保存できる?などもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
鰹節の賞味期限の目安は?
鰹節は、節(塊)と削り節で販売されていますが、それぞれの賞味期限はどのくらい差があるのでしょうか。
ここでは、鰹節の賞味期限の目安を【節・削り節】別に紹介します。
節(塊)の賞味期限の目安
節(塊)の賞味期限の目安は未開封・開封後ともに約1~2年ですが、メーカーによっても異なるので、記載されている賞味期限をチェックしておきましょう。
真空パックの商品は常温保存、袋の商品は冷蔵保存することで上記のように日持ちします。
鰹節は水分が少ない食材なので傷みにくく、開封後であっても同じ期間保存することができます。
冷蔵庫で正しく保存をすればさらに数年は日持ちすると言われていますが、酸化は進んでいくので早めに食べきったほうが安心です。
削り節の賞味期限の目安
削り節の賞味期限は未開封・開封後によって異なります。
【削り節の賞味期限の目安】
- 未開封:約1年
- 開封後:約1ヶ月
鰹節は未開封の状態であれば約1年は長持ちします。
未開封の場合は袋の中に95%の窒素が含まれていて、酸化を防ぐ働きがあるため、約1年は問題なく保存することができます。
一度開封をすると空気が触れて酸化が進んで賞味期限も短くなりますので、1ヶ月を目安に早めに使い切りましょう。
賞味期限切れの鰹節はいつまで食べられるの?
鰹節は賞味期限が過ぎても腐っていなければ食べることができます。
鰹節は水分が少なく保存食として作られているので賞味期限が過ぎても腐っていないことがほとんどですが、保存状態が悪いと腐ってしまうこともあるので、食べる前は腐っていないかしっかり確かめておきましょう。
鰹節が腐るとどうなるの?
ここからは、腐った鰹節の特徴を紹介します。
【腐った鰹節の特徴】
- 生臭い
- 黄色く変色している
- 青カビが生える
- 虫が付いている
- 生臭い味がする
保存状態が悪かったり賞味期限の過ぎた鰹節は、徐々に色味が抜けて黄色くなっていきます。
完全に腐り始めると、青カビの発生や、生臭さ・生臭い味を感じるようになります。
このように、鰹節が腐ると臭いや見た目に変化が現れるので、食べる前に必ず腐っていないかチェックしましょう。
鰹節の日持ちする保存方法
ここからは、鰹節の日持ちする保存方法を【節・削り節】別に紹介します。
節(塊)の日持ちする保存方法
節(塊)は、しっかりとラップで包み密閉できる容器・袋に入れて保存しましょう。
鰹節を日持ちさせるためには空気が触れないように保存することがとても重要です。
未開封の鰹節は25℃以下の冷暗所で常温保存、開封後の鰹節は冷蔵庫に入れて保存しましょう。
削り節の日持ちする保存方法
削り節は未開封の状態であれば冷暗所で常温保存しましょう。
削り節は湿気や温度差に弱いため、温度変化の少ない涼しい場所で保管しておくことが大切です。
一度開封した鰹節は、密閉袋に小分けにしてしっかりと空気を抜いて冷蔵保存しておきましょう。
鰹節って冷凍保存できるの?
鰹節は、削り節であれば冷凍で長期保存が可能です。
鰹節をジップ付き保存袋で小分けにして空気を抜いて冷凍保存をすることで約6ヶ月ほど賞味期限を延ばすことができます。
節(塊)の場合は冷凍をすると硬くなって削ることができなくなってしまうため、冷凍保存は不向きです。