乾物である海苔は賞味期限が長いイメージがありますが、いつまで食べることができるのでしょうか。
海苔は一度湿気てしまうと美味しく食べられないのでしょうか?
今回は、海苔の日持ち・賞味期限の目安について紹介します。
さらに、賞味期限の過ぎた海苔は食べることができるのか・湿気た海苔をパリパリに戻す方法・正しい保存方法もまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
海苔の日持ち・賞味期限の目安は?
海苔は未開封と開封後で賞味期限が変わってきます。
まずは、海苔の賞味期限の目安【未開封・開封後】を確認していきましょう。
【未開封】海苔の賞味期限の目安
海苔の賞味期限は販売されている容器によって差があります。
【海苔(未開封)の賞味期限の目安】
- プラスチック容器:約1年
- 缶:約1年3ヶ月
- 袋:約9ヶ月
海苔は未開封であれば約9ヶ月から1年以上日持ちすることになります。
袋入りの海苔は賞味期限が比較的短めなので、できるだけ日持ちさせたい場合は缶入りやプラスチック容器の商品を選ぶようにしましょう。
【開封後】海苔の賞味期限の目安
開封後の海苔は正しく保存をすることで約1~2ヶ月日持ちします。
海苔は日の当たる場所に置いたり空気に触れることで劣化し始めます。
とくに一度開封をした海苔は劣化するスピードが早まるので正しく保存をすることが大切です。
賞味期限の過ぎた海苔は食べることができる?
日持ちしやすい海苔は、つい長く保存をしていつのまにか賞味期限が過ぎていたなんてこともありますよね。
海苔は賞味期限が過ぎても腐っていなければ食べることはできます。
海苔は水分がほぼ含まれていない乾物なのでカビが発生しづらく傷みにくいのが特徴です。
しかし、水分が含まれている生海苔などは通常の海苔と比べて腐りやすいので、賞味期限の過ぎた海苔は念の為腐っていないか確認しておきましょう。
【腐った海苔の特徴】
- 明らかに変な臭いがする・生臭い
- 紫っぽく変色している
海苔は保存状態が悪いと、酸化をして紫に近い色に変わります。
上記のような特徴のある海苔は腐っている可能性が高いので食べないようにしましょう。
湿気た海苔をパリパリに戻す方法を紹介
湿気た海苔はパリパリの状態に戻すことができます!
湿気た海苔をもとに戻す方法は以下の通りです。
- 火で炙る
- フライパンで炒る
- 電子レンジで加熱
それぞれの方法を確認していきましょう。
火で炙る
湿気た海苔はコンロの火で炙る方法があります。
- コンロに火を付ける
- 火から20cmほど離して海苔を炙る
- 反対の面も同様に炙る
この方法は直火を使うため火傷には注意です。
コンロの火で炙ることでパリパリの状態に戻り香ばしさも増すのでおすすめです。
フライパンで炒る
湿気た海苔はフライパンで炒ることで簡単にパリパリの状態に戻すことができます。
- コンロに火を付ける
- フライパンを熱する
- そのまま海苔を入れて両面を少しずつ炒る
フライパンで炒る際は、海苔を焦がさないように弱火でじっくりと炒りましょう。
電子レンジで加熱
湿気た海苔は電子レンジで加熱をして水分を飛ばすこともできます。
- お皿に海苔を乗せる
- 500W30秒加熱する
- 海苔の様子をみながら、少しずつ追加で加熱していく
- パリパリになったら完成
電子レンジの活用は火傷の心配がありませんが、直火炙る方法と比べて食感は落ちてしまうので、パリパリの食感を重視したい方にはあまりおすすめできません。
海苔の正しい保存方法
ここからは、海苔の正しい保存方法・ポイントを紹介します。
【海苔の正しい保存方法・ポイント】
- 乾燥剤と一緒に保存
- 蓋をしっかりしめて密閉保存をする
海苔は湿度に弱いため、一度開封をしたら乾燥剤を入れて保管すると日持ちしやすくなります。
海苔を保存するときは、必ず蓋が閉まっているか確認しましょう。
蓋が開いていると隙間から湿気が入り込んでしまうので、しっかりと蓋をしめて密閉させることが日持ちするポイントです。