あまり日持ちのしないイメージのあるぶどうですが、どのくらい日持ちするのか知っていますか？
どのように保存をすれば日持ちしやすくなるのでしょうか？
この記事では、ぶどうの日持ち・賞味期限の目安と保存方法について紹介します。
さらに、腐ったぶどうの特徴や美味しく保存するコツもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
【常温】ぶどうの賞味期限・保存方法
常温保存をしたぶどうの賞味期限は約2～3日です。
ぶどうは常温保存が可能ですが、冷蔵・冷凍保存と比べて日持ち期間が短くなるのですぐに食べる予定のある場合のみ常温保存するようにしましょう。
ぶどうの正しい常温保存方法は以下の通りです。
- ぶどうを新聞紙で包む、またはポリ袋に入れる
- 直射日光を避けて冷暗所で保存する
ぶどうを常温保存する際は、必ず直射日光を避けて冷暗所で保存してください。
ただし、暑い時期は熱で傷みやすくなるため、翌日までには食べ切るようにしましょう。
【冷蔵】ぶどうの賞味期限・保存方法
冷蔵保存をしたぶどうの賞味期限は約1週間です。
ぶどうは房付きと房付きによって日持ち期間が異なります。
- 房付き：約5日
- 房無し：約1週間
房付きと房無しのぶどうの保存方法をそれぞれ紹介します。
【房付きぶどうの保存方法】
- ぶどうを新聞紙で包む、またはポリ袋に入れる
- 野菜室に入れて保存する
【房無しぶどうの保存方法】
- ぶどうの枝を少し残した状態でぶどうの実を切り取る
- 保存袋に入れて密閉し野菜室で保存する
ぶどうを冷蔵保存する際は、皮はつけたまま保存してください。皮をむいて保存をするとさらに日持ち期間が短くなります。
冷蔵保存でなるべく日持ちさせるためには房を切り取って保存しましょう。
【冷凍】ぶどうの賞味期限・保存方法
冷凍保存をしたぶどうの賞味期限は約2～3週間です。
ぶどうは冷凍保存をすることによって2～3週間と日持ちします。
ぶどうをすぐに食べる予定のない場合は次の手順で冷凍保存を行いましょう。
- ぶどうの枝を少し残した状態で実を切り取る
- ぶどうを水で洗う
- キッチンペーパーで丁寧に拭き取る
- ぶどうが重ならないように保存袋に入れて密閉する
- ぶどうを入れた袋を平らにして冷凍庫で保存する
上記の手順で冷凍保存をすることで賞味期限を延ばすことはできますが、一度解凍をしたぶどうを再冷凍すると傷みやすくなるので、解凍をしたらすぐに食べきることをお勧めします。
ぶどうが腐るとどうなるの？
賞味期限が過ぎて腐ってしまったぶどうはどのような変化があらわれるのでしょうか？
ここでは、腐ったぶどうの特徴を紹介します。
- 異臭がする
- カビが生えている
- 果実がぶよぶよしている
- ぶどうから水が出ている
- 酸味が強い
賞味期限が過ぎて間もないぶどうは、香りや味が多少落ちる程度ですが、腐り始めるとカビが生えたり異臭を感じるなど見た目や臭いに変化があらわれます。
賞味期限が過ぎたぶどうは、食べる前に腐っていないかしっかり確認しましょう。
ぶどう本来の香りや瑞々しさがなく、異臭を感じたら食べずに処分してください。
ぶどうを美味しく保存するコツは？
ぶどうをなるべく美味しい状態で保存したい場合は、これから紹介する保存のコツをお試しください。
ここからは、ぶどうを美味しく保存するコツを紹介します。
新鮮なぶどうを選ぼう
ぶどうを日持ちさせるには、鮮度の高いぶどうを選ぶ必要があります。
新鮮なぶどうの特徴は次の通りです。
- 枝が黄色、もしくは緑色
- 実が枝から落ちていない
- 皮にハリがある
- 表面に白っぽい粉がついている
ぶどうを購入する際は上記の特徴がある新鮮なぶどうを選ぶことで日持ちしやすくなります。
水洗いをしない
ぶどうを保存する際に水洗いをすると傷みやすくなりますので、保存前は水洗いをしないようにしましょう。
ぶどうの表面には「ブルーム」という白い粉(成分)がついています。
ブルームは水洗いをすることで簡単に洗い流せるので、保存前ではなく食べる直前になったら洗いましょう。
