韓国発祥のキムチは日本でも常備している家庭の多い人気の発酵食品ですが、どのくらい日持ちするか知っていますか?
今回は、キムチの賞味期限の目安や期限切れでも食べることはできるのか・腐ったキムチの特徴・日持ちする保存方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
キムチの賞味期限は?
すでに発酵されている食品は賞味期限が長いイメージがありますが、キムチはどのくらい日持ちするのでしょうか?
ここでは、キムチの賞味期限の目安を【未開封・開封後・手作り】にわけて紹介していきます。
未開封の場合
未開封のキムチの賞味期限は約1ヶ月です。
発酵食品であるキムチは未開封の状態でも発酵は進みますので、1ヶ月を目安に早めに食べきりましょう。
開封後の場合
開封後のキムチは正しい方法で保存をすることで約1~2週間ほど日持ちします。
キムチが空気に触れたりなど保存状態が悪いと賞味期限が短くなってしまうので注意してください。
手作りの場合
手作りキムチの賞味期限は約2週間です。
手作りをしてから5日目で食べごろとなり、2週間ほど経つと酸味が増して美味しくなっていきます。
ただし、手作りキムチは衛生面に気をつけて調理をしないとすぐに傷んでしまうので注意が必要です。
賞味期限の過ぎたキムチはいつまで食べられる?
キムチは賞味期限の過ぎても腐っていなければ食べることができます。
賞味期限とは、「美味しく食べることのできる期間」のことを指します。
日本では賞味期限が本来よりも短く設定されているので、賞味期限が過ぎても見た目や匂いに異変がなければ問題なく食べられることが多いです。
消費期限は「未開封の状態で安全に食べることのできる期間」を指すので、消費期限が表記されている場合は、期限が過ぎないように食べるようにしましょう。
また、韓国のキムチには賞味期限がありません。
韓国のキムチは、ヤンニョム(調味料)や薬味を加えて4~5日ほど本漬けし、漬けている期間に乳酸菌が増えて微生物の繁殖を抑えるため、日本のキムチを比べて長く日持ちします。
日本のキムチは浅漬けの商品もあり韓国産よりも日持ちしないため、賞味期限が設定されています。
キムチが腐るとどうなるの?
発酵食品であるキムチでも賞味期限が過ぎると腐り始めていきます。
ここでは腐って食べられなくなったキムチの特徴を紹介します。
- 酸っぱい臭いがする
- 酸味が強い
- 苦味がある
- カビが生えている
- ヌメリがある
キムチは腐ると緑色や青のカビが生えていきます。
長く保存をしていたキムチを食べる際は、まずカビが生えていないか確認しておきましょう。
元々酸味のあるキムチですが、腐ると酸っぱい臭いがします。
口に入れてみると強い酸味や苦味を感じる場合はすぐに吐き出し処分してください。
キムチの日持ちする保存方法・ポイントは?
ここからは、キムチの日持ちする保存方法・ポイントについてお伝えしていきます。
未開封なら常温保存ができる
未開封の状態のキムチは常温保存が可能です。
キムチは常温保存することで発酵が進みやすくなります。
発酵が進みすぎると傷んでしまうので常温保存した場合は早めに食べきりましょう。
とくに夏場などの暑い時期は発酵が進みすぎて傷みやすくなるので、未開封であっても常温ではなく冷蔵保存しておくことをお勧めします。
開封後のキムチは冷蔵保存
一度開封したキムチは冷蔵保存が基本です。
開封後のキムチを日持ちさせるためには、空気が触れないように清潔な密閉容器に入れて保存しておくことが大切です。
キムチを取り出す際も、清潔な菜箸を使うことで菌の繁殖を防ぎ日持ちさせることができます。