しいたけの賞味期限はいつまでなのか知っていますか?
しいたけに賞味期限が記載されていないのはなぜなのでしょうか?
ここでは、しいたけの賞味期限の目安を保存別【冷蔵・冷凍・乾燥】で紹介します。
さらに、腐ったしいたけの特徴や日持ちしやすい保存法もまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
しいたけに賞味期限が記載されていない理由は?
スーパーなどで販売されているしいたけには賞味期限が記載されていません。
しいたけは「生鮮食品」であるため賞味期限記載の義務がないのです。
そのため、しいたけはご自身の判断でしいたけの鮮度を見分ける必要があります。
しいたけは20℃以下の涼しい環境を好みます。常温保存をすると傷みやすくなるので注意しましょう。
その日のうちに食べる場合は常温でも可能ですが、すぐに食べる予定のない場合は冷蔵庫で保存しておくと良いでしょう。
【冷蔵】しいたけの保存方法・賞味期限
しいたけを数日中に使い切る場合は冷蔵保存が可能です。
ここでは、しいたけの冷蔵保存方法と賞味期限の目安を【丸ごと】と【カット】別に紹介します。
しいたけを丸ごと冷蔵保存する方法・賞味期限
しいたけを丸ごと冷蔵保存する方法は以下のとおりです。
- キッチンペーパーで余分な水分を取り除く
- 十分に乾燥された保存容器や袋に、しいたけの軸が上になるように入れて冷蔵保存する
上記のとおりに丸ごと保存をしたしいたけは、約1週間日持ちします。
しいたけを冷蔵保存する際は、水分がしっかり拭き取られているか確認しましょう。
しいたけをカットして冷蔵保存する方法・賞味期限
しいたけをカットして冷蔵保存する方法は以下のとおりです。
- 石づきをとる
- 使いやすい大きさに切る
- 乾燥された保存容器や袋に入れて冷蔵保存する
カットをしたしいたけの賞味期限は約2~3日と短めです。
丸ごと冷蔵保存する場合と同様に、カットをしたしいたけも水分がついていないかしっかり確認しておくことが大切です。
【冷凍】しいたけの保存方法・賞味期限
しいたけは冷凍で長期保存が可能です。
しいたけの冷凍保存方法は以下のとおりです。
- 石づきを落とす
- 使いやすい大きさに切る
- 保存容器や冷凍用保存袋に入れて冷凍保存する
手順は冷蔵保存方法と変わりませんが、冷凍庫に入れておくだけで賞味期限が約1ヶ月になります。
しいたけを冷凍保存すると、加熱調理をする時にしいたけの細胞膜が破れやすくなり、旨味成分や栄養価が約3倍に増えるのでとてもおすすめです!
【乾燥】しいたけの保存方法・賞味期限
しいたけを乾燥させるとビタミンDや食物繊維などの栄養価が上がるのでおすすめです。
開封後の乾燥しいたけはジップ付き保存袋や密閉容器に入れて冷蔵保存しましょう。
未開封の状態であれば常温保存でも約1年日持ちします。常温保存する際は直射日光を避けて風通しの良い場所で保管しましょう。
乾燥しいたけの戻し方
乾燥しいたけの戻し方は以下の手順で行いましょう。
- 軽く水洗いをする
- 傘を上向きにして水を浸す
- ラップをして約4~5時間放置する
乾燥しいたけは戻るのに約4~5時間かかるので使う前日から戻しておきましょう。
戻したしいたけの賞味期限は約1週間なので、早めに食べきることをおすすめします。
しいたけを日持ちさせるポイントは?
ここからは、しいたけを日持ちさせるポイントを2つ紹介します。
パックから取り出しておく
しいたけをパックのまま保存するとパックの中に湿気が溜まり、水分が付着して腐るスピードが早まってしまいます。
しいたけを購入したらパックから取り出して、新聞紙などで包んでおくと日持ちしやすくなります。
水で洗わずに保存
しいたけを含め、きのこ類は水分に弱く、水がついていると腐りやすくなります。
しいたけの汚れが気になる場合は水洗いを避けて濡らしたキッチンペーパーなどで拭き取りましょう。
しいたけが腐るとどうなるの?
腐ったしいたけの特徴は以下のとおりです。
- 軸の部分が黒くなる
- カビが生えている
- しいたけの中身がピンク色
- かさの表面が茶色・黒に変色している
- かさの裏側が白・ピンクに変色している
腐ったしいたけは見た目に大きな変化が現れます。
上記のように明らかな変色がある場合は腐っていますので、食べずに破棄しましょう。