たこが冷凍保存できることを知っていますか?
とくに、生のたこは冷蔵保存より冷凍保存のほうが向いています。
今回は、たこの冷凍保存方法や賞味期限の目安・解凍方法(茹で方)・腐ったたこの特徴などを紹介します。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
たこは冷凍保存できる!冷凍するメリットは?
たこは冷凍保存が可能です。
安いときにまとめ買いをしておけば、冷凍で日持ちできるので嬉しいですよね。
通常、生たこのヌメリは何度も塩もみと水洗いを繰り返して取り除きます。少し手間がかかってしまいますね。
ぬめりがついたまま冷凍をすることで、解凍する際に水で洗い流せば簡単にぬめりがとれるのでおすすめですよ。
また、たこを冷凍保存することで細胞が壊れてより柔らかい食感になります。
冷蔵保存だと1~2日ほどしか日持ちしませんが、冷凍保存をすることで味を落とすことなく長期保存が可能です。
たこの冷凍保存方法・賞味期限
ここからは、たこの正しい冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
たこの冷凍保存方法
たこの冷凍保存方法を【生たこ】【茹でたこ】別に紹介します。
【生たこの場合】
- ぬめりがついたまま、たこをジップ付き保存袋に入れる
- 空気が触れないように密閉して冷凍保存する
生たこを冷凍保存したら、解凍後加熱してから食べることをお勧めします。
【茹でたこの場合】
- たこの表面の水分をキッチンペーパーなどで綺麗に拭き取る
- 使いやすい大きさにカットする
- 使い切る分に小分けにしてラップにしっかりと包む
- ジップ付き保存袋に入れて密閉し、冷凍保存する
茹でたこは用途に応じてカットをして、使い切る分に小分けにしておきましょう。
ラップで包む際は空気が触れないようにピッタリと包んでくださいね。
賞味期限の目安
たこを冷凍保存した場合の賞味期限は約3~4週間です。
2日程度しか日持ちしない冷蔵保存と比べ、冷凍保存は長期保存ができます。
ただし、保存方法や環境によっては早く傷んでしまうこともあるので注意しましょう。
冷凍保存したからと安心せず、なるべく早めに食べきることをおすすめします。
冷凍したたこの冷凍方法・茹で方は?
冷凍保存をしたたこは、自然解凍と流水解凍がおすすめであり、電子レンジの加熱解凍には不向きです。
それぞれの解凍方法について説明していきます。
冷蔵庫での自然解凍
冷凍保存をしたたこは、冷蔵庫に入れて自然解凍がおすすめです。
- 使う5時間ほど前から、たこを冷蔵庫に移す
- 半解凍をして、そのまま調理に使う
冷凍たこを冷蔵庫で自然解凍することで余分なドリップ液を出さずに旨味を残したまま解凍ができます。
流水で半解凍
冷凍保存をした生たこは、流水で半解凍してから茹でましょう。
- 保存袋に入れたまま流水に当てて半解凍しておく
- たっぷりお湯を沸かす
- 沸騰したら、足の先からお湯に入れて、丸まってきたら全て入れる
- 茹で上がったら水でアクを流す
冷凍保存をした生たこは解凍後に水洗いをするだけでぬめりがとれるのでとても便利ですよ。
茹でたら食べやすい大きさに切り分けて使いましょう。
電子レンジ解凍は不向き
電子レンジで加熱解凍をする次のようなリスクがあるのでおすすめできません。
- 加熱をしすぎて硬くなる
- 解凍ムラ
- ドリップ液(旨味成分)が流れてしまう
たこを美味しく解凍するためにも電子レンジは使わずに、自然解凍や流水で解凍を行いましょう。
たこが腐るとどうなるの?
冷凍保存をして日が経ったたこは腐っていないかしっかりと見分ける必要があります。
ここでは、腐ったたこの特徴を紹介します。
- 表面の皮・吸盤が剥がれる
- 強い生臭さ
- 触るとベタベタする
- 触るとかなり柔らかくなっている
たこが腐ると、触感に変化が感じやすくなります。
冷凍保存をすればここまで腐る可能性は低いですが、再冷凍を繰り返したり、解凍後に長い間冷蔵保存してしまうと腐る可能性が高まります。
上記のような特徴が1つでも当てはまる場合は腐っている可能性が高いので、体調を崩さないためにも食べずに処分しましょう。