タラの芽の保存方法は知っていますか?
今回は、タラの芽の保存方法と賞味期限の目安を【常温/冷蔵/冷凍】にわけて紹介します。
また、冷凍タラの芽の解凍方法や下処理方法もまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
【常温】タラの芽の保存方法・賞味期限
タラの芽は短い期間であれば常温保存が可能です。
まずは、タラの芽の常温保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
タラの芽の常温保存方法
タラの芽の常温保存方法は以下の通りです。
- タラの芽を水でさらして湿らせる
- 水を切って新聞紙で包む
- さらにポリ袋に入れる
- ポリ袋に楊枝などで数か所に穴をあける
タラの芽は乾燥に弱い為、そのまま常温で放置すると1日でしんなりしてしまいます。
直ぐに食べる予定があって常温保存したい場合は上記の方法で保存しましょう。
賞味期限の目安
タラの芽を常温保存した場合の賞味期限は約半日~1日、冬場でも約2日です。
タラの芽は常温保存だと日持ちしないので、なるべく早めに食べきるか、長く保存したい場合は冷凍保存を行いましょう。
【冷蔵】タラの芽の保存方法・賞味期限
タラの芽をその日のうちに食べきれない場合は冷蔵保存をしましょう。
ここでは、タラの芽の冷蔵保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
タラの芽の冷蔵保存方法
タラの芽の冷蔵保存方法は以下の通りです。
- タラの芽を水にさらし、水分をしっかり含ませる
- 水を切り、新聞紙で包む
- さらに保存袋に入れる
- 保存袋に楊枝などで数か所穴をあける
- 野菜室に入れて保存する
タラの芽が乾燥しないように、保存前に十分に水分を含ませましょう。
密封してしまうと日持ちしないので、適度に空気が触れるようにして新聞紙で包みましょう。
賞味期限の目安
タラの芽を冷蔵保存した場合の賞味期限は約2~3日です。
ただし、保存期間が長いほどアクが強くなり劣化が進むので、賞味期限を目安になるべく早めに食べきりましょう。
タラの芽の下処理方法は?
冷凍保存方法を紹介する前に下処理方法をお伝えします。
タラの芽を冷凍保存する際は、新鮮なうちに以下の方法で下処理を行ってください。
- 包丁で根元の固い部分を切り落とす
- 面取りする
- ハカマを外す
- 断面に十字の切り込みをする
- 塩水で茹でる
スーパーなどで売られているタラの芽は、既にハカマが取り除かれていることが多いです。しかし、収穫したタラの芽はハカマの中にアブラムシが沢山ついていることがあるので必ず取り除きましょう。
茹でる前に断面に切り込みを入れておくと、茹でた時に根元部分にも熱が届きやすくなります。
茹でる際には塩水を使うことで綺麗な色を保ちやすくなります。
【冷凍】タラの芽の保存方法・賞味期限
タラの芽を長く保存したい場合は冷凍保存を行いましょう。
タラの芽の冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
タラの芽の冷凍保存方法
タラの芽の冷凍保存方法は以下の通りです。
- 下処理をする
- しっかりと水洗いし、汚れを落とす
- 塩を少し加えたお湯で1分半ほど固めに茹でる
- 水で軽く洗い冷水に浸す
- 水気を切る
- 小分けにしてラップでしっかり包む
- 保存袋にいれて密閉し、冷凍保存する
タラの芽を冷凍保存する際は、はじめに下処理を行う必要があります。
タラの芽を茹でた後は冷水で浸しますが、長く浸しすぎてしまうと旨味が逃げてしまうので注意しましょう。
賞味期限の目安
タラの芽を冷凍保存した場合の賞味期限は3週間~1ヶ月です。下処理をして冷凍保存をすれば、他の保存方法よりも長く日持ちさせることができます。
ただし、保存期間が長いと品質が落ちてしまうのでなるべく早めに食べきりましょう。
冷凍タラの芽の解凍方法
冷凍したタラの芽をお浸しなどに使う場合は自然解凍がおすすめです。
冷蔵庫に移して半解凍の状態になるまで解凍しましょう。完全に解凍すると水っぽくなってしまうので注意しましょう。
パスタや汁ものなどの具材として使う場合は、解凍せずにそのまま調理すると便利です。
また、冷凍したタラの芽は水分が多く含まれているので揚げ物には不向きです。揚げ物にしたい場合は他の保存方法で行いましょう。