玉ねぎは冷凍できることを知っていますか?
今回は、たまねぎの冷凍保存について紹介します。
玉ねぎの冷凍保存方法と賞味期限の目安【丸ごと/カット】解凍方法・腐るとどうなるのかをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
玉ねぎは冷凍で長期保存できる?
玉ねぎは、生のままでも加熱をしても栄養価を保ったままの冷凍が可能です。
玉ねぎは一年中スーパーなどに出回っているので購入しやすい食材ではありますが、用途に合わせてカットし冷凍保存をしておけばすぐに使うことができて便利です。
さらに玉ねぎを冷凍すると飴色玉ねぎが作りやすくなるというメリットもあります。
冷凍した玉ねぎは、繊維が壊れて水分も抜けているため、火が通りやすく飴色になりやすくなります。みじん切りにカットしていた玉ねぎを使えば、生の状態よりもはやく作れますよ。
玉ねぎは冷凍するとまずくなる?
冷凍した玉ねぎが臭くなる原因は硫化カリルです。硫化カリルとは、カットをしたときに目が痛くなる成分。
玉ねぎをカットした後に放置をしてしまうと硫化カリルが発生します。
玉ねぎがまずくならないためにも、カットをしたら放置せずに冷凍保存をするようにしましょう。
【冷凍】玉ねぎの冷凍保存方法・賞味期限
ここからは、玉ねぎの冷凍保存方法と賞味期限の目安を【丸ごと/カット】別に紹介します。
玉ねぎの冷凍保存方法
玉ねぎの冷凍保存方法は以下の通りです。
【丸ごと保存する方法】
- 玉ねぎの皮をむき、上下を切り落とす
- 頭から十字に約1cmの切り込みを入れる
- ラップで包む
- ジップ付き保存袋に入れて密閉する
- 冷凍庫に入れて保存する
たまねぎを丸ごと冷凍保存する際は、頭に切り込みを入れることで味が染み込みやすくなります。
【カットをして保存する方法】
- 玉ねぎを用途に合わせてカットする
- ジップ付き保存袋に平らにして入れる
- 空気を抜いて密閉
- 冷凍庫に入れて保存する
玉ねぎはカットをして冷凍保存をすれば、使いたい時に様々な料理に使いやすくなります。
食感を出したい場合は大きめにカット、甘さを出したい時は薄切りにしておきましょう。
賞味期限の目安
たまねぎを冷凍保存した場合の賞味期限は約1ヶ月です。
カット後の玉ねぎは冷蔵保存だと日持ちがしないので、すぐに使わない場合は速やかに冷凍保存しておくことをおすすめします。
ただし、冷凍保存をしても劣化は進みますので1ヶ月以内には食べきりましょう。
冷凍した玉ねぎの解凍方法
冷凍した玉ねぎはどのように解凍すればよいのでしょうか?ここからは冷凍玉ねぎの解凍方法を冷凍した形状別に紹介します。
丸ごと冷凍した場合の解凍方法
玉ねぎを丸ごと冷凍保存した場合、以下の解凍方法がオススメです。
- 冷蔵庫で自然解凍
- 解凍せずにそのまま調理する
- すりおろす
丸ごと冷凍した玉ねぎは冷蔵庫に入れて自然解凍するのがおすすめです。
ただし、冷凍玉ねぎは自然解凍をすると3時間ほどかかるので、忙しい時は鍋料理にぞのまま入れたりすりおろしてドレッシングにするのがおすすめです。
カットをして冷凍した場合の解凍方法
玉ねぎをカットをして冷凍保存した場合、以下の解凍方法がおすすめです。
- 冷蔵庫で半解凍
- 解凍せずにそのまま調理に使う
- 電子レンジで加熱解凍
冷凍玉ねぎを加熱せずに調理する場合は、冷蔵庫で半解凍をして使いましょう。完全に解凍してしまうと栄養素が一緒に流れ出てしまいます。半解凍をしたら流水などにさらさないように注意してくださいね。
加熱料理に使う場合は、解凍せずにそのまま調理に使うのがおすすめです。
玉ねぎが腐るとどうなるの?
ここでは腐った玉ねぎの特徴を紹介します。
- 部分的に茶色く変色している
- 柔らかくなっている
- 芽が伸びている
- 悪臭がする
玉ねぎが完全に腐ると悪臭が目立つようになります。
触るとブヨブヨに柔らかくなり、緑色の芽が生えてきます。
腐った玉ねぎは見た目や臭いなどに明らかな変化が現れるので、食べずに袋に入れて固く口を閉じてから処分しましょう。