かまぼこの日持ち期間は知っていますか?
今回は、かまぼこの賞味期限の目安を【常温/冷蔵/冷凍】にわけて紹介します。
さらに、賞味期限切れのかまぼこはいつまで食べることができるのか?・腐るとどうなるのか?・日持ちする保存方法もまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
かまぼこの賞味期限の目安は?
白身魚のすり身を加工したかまぼこは、そのまま食べても調理に加えても美味しいですよね。
かまぼこは加工食品なので賞味期限が長いイメージがありますが実際どのくらい日持ちするのでしょうか?
ここでは、かまぼこの賞味期限の目安を【常温/冷蔵/冷凍】にわけて紹介します。
常温保存した場合の賞味期限
かまぼこは、商品によって常温保存できるものがあります。
常温保存できるかまぼこであれば未開封の状態で約1ヶ月日持ちします。ただし、高温多湿の場所で保管すると賞味期限内であっても腐ってしまうので注意しましょう。
常温で保存可能な商品は、主にケーシング詰めのかまぼこです。かまぼこを常温で保存する場合はパッケージ裏の記載をチェックしましょう。
冷蔵保存した場合の賞味期限
板つきのかまぼこは、冷蔵保存が基本です。
- 真空パック包装のかまぼこ:製造日から約15日前後
- 簡易包装のかまぼこ:製造日から約7日
上記はどちらも未開封の状態の賞味期限です。
一度開封されたかまぼこは傷みやすくなるので、早めに食べきることをおすすめします。
冷凍保存した場合の賞味期限
かまぼこを冷凍保存した場合の賞味期限は約2~3ヶ月です。
冷凍保存は他の保存方法に比べて腐りにくくなりますが、冷凍をするとかまぼこの水分が凍って小さな空洞ができ弾力が失われてしまいます。
かまぼこを美味しく保存するなら冷凍ではなく、常温や冷蔵保存をおすすめします。
かまぼこは賞味期限が過ぎても食べられる?
未開封のかまぼこは適切な場所で保管しておけば賞味期限が過ぎても問題なく食べることができます。
市販のかまぼこは保存料が含まれていることが多いので賞味期限が多少過ぎても腐らないことがほとんどでしょう。
しかし、保存状態によっては腐ってしまっている可能性もあるので、賞味期限切れのかまぼこは食べる前に腐っていないか必ず確かめておきましょう。
かまぼこが腐るとどうなる?
かまぼこは未開封の状態であれば比較的日持ちしますが、開封済みの場合はすぐに腐ってしまうこともあります。
保存していたかまぼこが腐るとどのような変化が現れるのでしょうか?
腐ったかまぼこの特徴は以下の通りです。
- 鼻につくような酸味のある臭い
- カビが生えている
- 表面から糸を引いている
- 粘り気がある
- 変色している
- 包装が膨らんでいる
- 酸っぱい
- 苦みがあり舌がしびれる
賞味期限切れのかまぼこは、臭い・見た目・味の変化が現れます。
においを嗅いでみて、少しでも酸味のある臭いを感じたら腐っている可能性が高いので注意が必要です。
さらに、菌が繁殖するとカビが生えはじめ粘り気が出てきます。未開封の場合は菌の繁殖でガスが発生し包装が膨らむというのも特徴的です。
はんぺんが腐るとにおいや見た目に変化が現れやすいので、上記のような特徴が一つでも当てはまったらすぐに処分しましょう。
【冷蔵/冷凍】かまぼこの日持ちする保存方法
ここからは、かまぼこの日持ちする保存方法【冷蔵/冷凍】を紹介します。
冷蔵保存方法
かまぼこ(開封後)の冷蔵保存方法は以下の通りです。
- かまぼこ全体をラップでしっかり包む
- さらにジップ付き保存袋に入れて密閉する
- 冷蔵庫のチルド室で保存する
かまぼこは板がついていることが多いですが、板をつけて保存をすることでかまぼこの余分な水分を吸収して腐りにくくします。板を外してしまうと日持ちが悪くなるので板は必ずつけて保存しましょう。
冷凍保存方法
かまぼこの冷凍保存方法は以下の通りです。
- かまぼこの板をはずす
- かまぼこを薄く切る
- 空気が入らないようにラップでしっかり包む
- さらにジップ付き保存袋に入れて密閉する
- 冷凍庫に入れて保存する
かまぼこを長く保存しておきたい場合は、上記の手順で冷凍保存をすると日持ちします。
しかし、水分の多いかまぼこは冷凍保存をするとかまぼこに小さな空洞が出来てスカスカとした食感に変わってしまいます。
食感が変わっても腐っているわけではないので食べることは出来ますが、かまぼこ本来の食感を楽しみたい方は冷凍ではなく常温・冷蔵での保存をおすすめします。
また、空洞ができたかまぼこは味が浸透しやすいというのがメリットにあります。冷凍したかまぼこはお味噌汁やおでんなどに入れると美味しいですよ。