はまぐりの冷凍保存方法を知っていますか?
今回は、はまぐりの冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
さらに、冷凍したはまぐりの解凍方法と保存前の下処理方法【砂抜き/塩抜き】・腐るとどうなるのかをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
【冷凍】はまぐりの保存方法・賞味期限
はまぐりは下処理をしっかりと行い、冷凍をすることで旨味を逃さずに保存することができます。
まずは、はまぐりの冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
はまぐりの冷凍保存方法
はまぐりの冷凍保存方法を【生のまま】【ボイル後】にわけて紹介します。
【生のまま冷凍する場合】
- はまぐりを砂出し・塩抜きする
- 貝殻を良く洗う
- ジップ付き保存袋に入れて空気を抜いて密閉させる
- 冷凍庫に入れて保存する
【ボイルをして冷凍する方法】
- はまぐりを砂出し・塩抜きする
- 貝殻を良く洗う
- お湯を沸騰させる
- 殻があくまではまぐりを茹でる
- 砂や灰汁を取り除く
- 冷凍用の密閉容器や保存袋にゆで汁ごと入れる
- 粗熱がとれたら冷凍庫に入れて保存する
はまぐりは一度冷凍をすると、解凍後に塩抜き・砂抜きが出来なくなってしまいます。
はまぐりを冷凍保存する際は、事前に必ず下処理を行いましょう。
賞味期限の目安
冷凍保存をしたはまぐりの賞味期限は、約2週間です。
正しい方法で冷凍保存をすれば2ヶ月と長く日持ちすると言われていますが、長期保存をすると解凍時に殻が開かなくなることもあるので注意が必要です。
冷凍したはまぐりの解凍方法
ここからは、冷凍したはまぐりの解凍方法を紹介します。
調理方法に合わせて美味しく解凍しましょう。
冷蔵庫で自然解凍する
冷凍はまぐりを焼いて食べたりボイルにして食べる場合は冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。
常温で自然解凍をすると旨味成分が流れてしまい身が縮んでしまうので、常温保存ではなく冷蔵庫に入れて解凍しましょう。
凍ったまま調理する
汁物や酒蒸しなどにはまぐりを使う際は、解凍せずに凍ったまま調理することをおすすめします。
冷凍したはまぐりをそのまま調理に使えば、はまぐりの旨味を逃さずに味わえますよ。
はまぐりを保存する際の下処理方法
はまぐりを保存する際は砂抜き・塩抜きなどの下処理を行うことがとても大切です。
ここからは、はまぐりの保存前に行う下処理方法【砂抜き】【塩抜き】を紹介します。
はまぐりの砂抜き方法
はまぐりの砂抜き方法は以下の通りです。
- はまぐりの殻同士をこすり合わせながら水洗いをする
- ボウルなどにはまぐりが重ならないように並べる
- ひたひたになるまで水を入れる
- 海水の濃さぐらいになるように水の3%の塩を加える
- 市販のはまぐりは2~3時間、潮干狩りをしたはまぐりの場合は3時間以上浸けておく
市販のはまぐりは砂抜きされている商品が多いですが、食べると砂が残っていることもあります。砂抜き済みの場合でも2~3時間は下処理を行うことをおすすめします。
はまぐりの塩抜き方法
はまぐりの塩抜き方法を紹介します。
- はまぐりを砂抜きしたら、ザルにのせて塩水を切る
- ふきんを水で濡らして絞り、ザルの上から広げて被せる
- 1時間以上そのままにする
砂抜きをしたはまぐりは海水や塩水が残っているので、塩抜きをする必要があります。
はまぐりにふきんをかけて暗くしておくことで、はまぐりの中から塩分を吐き出させます。
はまぐりが腐るとどうなるの?
賞味期限が過ぎて腐ってしまったはまぐりの特徴を紹介します。
- 腐敗臭がする
- はまぐりをつけた水が白く濁る
- 口が開いたまま
- 加熱をしても口が閉じたまま
- 貝同士をぶつけると重い音がする
はまぐりの口が開いたままであったり、加熱をしても口が開かない場合は腐っている可能性が高いです。
腐ったはまぐりを食べると食中毒を起こすリスクがあるので上記のような異変を感じたら食べないようにしましょう。