自然な甘みが美味しいヨーロッパの料理“桃のコンポート”はどのくらい日持ちするか知っていますか?
今回は、桃のコンポートの賞味期限の目安を【市販/手作り】別に紹介します。
桃のコンポートが腐るとどうなるのか・日持ちしやすい保存方法をまとめましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
桃のコンポートの賞味期限の目安
桃をシロップに漬けた甘い料理である桃のコンポートですが、市販と手作りによって賞味期限は異なります。
まずは桃のコンポートの賞味期限を【市販/手作り】に分けて紹介します。
【市販の場合】桃のコンポート賞味期限
市販の桃のコンサートは、未開封の状態で冷蔵保存しておくと賞味期限が約2週間日持ちします。
ただし、開封後の場合は菌や微生物が繁殖しやすくなるので、開封したらその日のうちに食べきりましょう。
【手作りの場合】桃のコンポートの賞味期限
桃のコンポートを手作りした場合の賞味期限は以下の通りです。
- 冷蔵保存:約4日
- 冷凍保存:約30日
手作りした料理はあまり日持ちがしないイメージですが、桃のコンポートは高い糖度で煮込んでいるため、手作り料理の中でも比較的長く日持ちします。冷凍保存をすれば約1ヶ月保存することができます。
桃のコンポートが腐るとどうなるの?
桃のコンポートの賞味期限が過ぎて腐った場合、どのような特徴が現れるのでしょうか?
腐った桃のコンポートの特徴は以下の通りです。
- カビが生える
- 桃が黒く変色している
- 桃が柔らかくなり過ぎている
- 異臭がする
上記のような変化が一つでもある場合は、健康のためにも食べずに処分しましょう。
桃のコンポートは腐ると白カビ・緑カビなどが生えます。一部だけにカビが生えていたとしても、シロップに菌が広がっているリスクも考えられるので食べない方が安全です。
また、桃が黒く変色していたり、溶けてふにゃふにゃになっていたら完全に腐っていますのですぐに破棄しましょう。
桃が茶色く変色するのはなぜ?
桃が茶色く変色している原因の多くは酸化であり、腐敗しているわけではありません。
カットされている桃は、切口に空気が触れるとポリフェノールが酸素に反応し茶色に変わります。
このような特徴を褐変現象と呼び、リンゴなどの果物の皮を剥いたときに茶色く変色していることと同じ反応です。
茶色く変色した桃のコンポートは風味が多少落ちますが、食べても問題ありません。
しかし、傷み始めた桃が茶色く変色する場合もあるので、念のためカビが生えていないか異臭がしないかなど確かめておくことも大切です。
桃のコンポートの日持ちする保存方法は?
桃のコンポートは正しく保存することによって美味しく安全に日持ちさせることができます。
ここからは、桃のコンポートの日持ちする保存方法について紹介します。
密閉させて冷蔵保存
桃のコンポートを冷蔵保存する際は、完全に密閉された状態で保存しましょう。
桃のコンポートは外気に触れると菌が繁殖しやすくなるので、しっかりと密閉させることで菌の繁殖を防ぎ、桃の風味や味の劣化を抑えることができます。
冷凍保存で長持ちさせよう
桃のコンポートをより日持ちさせたい場合は、冷蔵保存より冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存する際のポイントは以下の通りです。
- タッパーや冷凍用保存袋に入れる
- 小分けにしておく
- 再冷凍はNG
桃のコンポートを冷凍保存する際は、ガラス容器ではなくジップ付き保存袋やタッパーなどに入れて保存しましょう。ガラス容器にいれて冷凍保存すると冷凍・解凍時に容器が破損してしまう恐れがあります。
桃のコンポートを一度解凍したら再冷凍をすると風味や味が落ちてしまうため、再冷凍を防ぐためにも食べきる量に小分けして保存することも日持ちポイントです。
桃のコンポートを小分けにしたら空気が入らないようにラップでしっかりと包み、保存袋に入れましょう。