バターは常温保存が可能であることを知っていますか?海外では、バターの常温保存は主流であると聞いたことがありますが、溶けてしまったり腐らないか心配ですよね。
今回は、バターの常温保存についてまとめました。
バターを常温で放置しても食べられるのか・腐るとどうなるのか・バターの日持ちする保存方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
バターは常温保存できる?
パンや麺類などのトッピングや、お菓子作りに欠かせないバターですが、常温保存ができるというのは本当なのでしょうか?
ここでは、バターは常温保存できるのかについて紹介していきます。
海外ではバターを常温保存している?
海外も日本と同様、バターを日持ちさせるためにも冷蔵保存を推奨されています。
しかし、日常的にバターが多く使われている海外では、バターを常温で保存しているご家庭が多いようです。
海外では常温保存が主流となっていて、日本でも正しい方法で保存をすれば常温保存ができます。
正しく保存をすれば常温保存できる
バターは正しい方法で保存をすれば、常温でも問題なく保存ができます。
バターを常温保存するには、直射日光を避けて風通しの良い場所で保管することが条件です。
バターを日持ちさせるためにも、高温多湿を避けたり、ニオイが移らないように工夫をすることも大切です。
バターを常温で放置してしまっても食べられる?
調理でバターを使った際に常温で放置をしてしまったことはありませんか?
常温で一日放置してしまっても問題なく食べられるのでしょうか?
ここからは、常温で放置してしまったバターは食べられるのかを夏と冬の場合に分けて紹介します。
夏に放置すると劣化している可能性が高い
夏場などの暑い時期にバターを放置してしまうと劣化が進む可能性が高まります。
バターは油と同様にカビが生えにくい食材ではありますが、暑い時期に常温で放置をすると柔らかくなってバターの表面が黄色に変わったりします。
さらにツンとした臭いや酸化したような臭いを感じたら食べられない状態なので注意しましょう。
冬であれば常温保存しても問題ない
冬の季節であれば、常温で放置をしても問題なく食べられます。
ただし、バターが溶けない18℃以下の場所で保管していることが条件です。
バターが腐るとどうなるの?
傷みにくいといわれているバターですが、保存環境によって腐ってしまう場合もあります。
腐ったバターの特徴は以下の通りです。
- 水っぽい
- 白・黒カビが生えている
- 表面が白い
- ツンとした臭い・酸化した臭いがする
- 酸味がある
- 風味が無くなる
バターが劣化しはじめると、包装されている銀紙に油がしみ出てきます。油がしみ出た時にバターの色が濃い黄色に変色している場合は味や風味が落ちている可能性が高いので食べることはおすすめしません。
バターが腐ると表面にカビが生えることがあり、カビが生えるとバターの内部まで繁殖している可能性があります。
また、バターは空気に触れると酸化しやすく、酸化したバターを食べると消化機能が弱まることがあります。
酸化すると過酸化物質が増えて、腸内に加わると老化や癌の原因となるので、腐っていなくても劣化したバターは食べずに破棄しましょう。
バターの日持ちする保存方法は?
続いては、バターの日持ちする保存方法・ポイントを紹介します。
バターを長く使うためにも正しい方法で保存しましょう。
密閉容器を使う
バターを保存するときは密閉できる容器、または保存袋に入れて保存しましょう。
バターを保存する際に密閉しておかないと、バターが酸化し劣化するスピードが早まってしまいます。
常温で保存しない
バターは寒い時期であれば常温でも問題なく保存することができますが、なるべく日持ちさせたいのであれば常温保存は避けましょう。
バターを長持ちさせたい場合は10℃以下の冷蔵庫か冷凍庫での保存が向いています。
ニオイが強い食材の近くに置かない
バターはニオイを吸収しやすいので、冷蔵庫や冷凍庫に入れるとニオイが移ってしまうことがあります。
バターのニオイ移りを防ぐためにも、ニオイの強い食材の近くに置かないように気を付けましょう。