ねぎの正しい保存の仕方を知っていますか?
正しい保存方法とコツを知っておけば長持ちさせることができます。
今回は、ねぎの
べちゃべちゃになる理由
パラパラに保存するコツ
正しい解凍方法
についてご紹介します。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
冷凍ねぎがべちゃべちゃになる理由は?
冷凍ねぎがべちゃべちゃになる理由はこちら↓↓↓
・洗った後の水気やネギに含まれる水分が原因
ねぎを冷凍した時にべちゃべちゃになる原因は水気です。
ねぎを洗って水気が残ったまま冷凍すると、その水分が凍り解凍した時に水分が出て水っぽい状態になってしまうのです。
また、ねぎに含まれる水分も原因の一つです。
冷凍することでねぎがもつ水分が凍って結晶が発生します。
この状態で解凍すると、結晶が溶けて水っぽくなるため注意が必要です。
冷凍ねぎがべちゃべちゃになると、ねぎの臭いや辛味成分である硫化アリルによって嫌な臭いが発生します。 しかし硫化アリルは食材を切ったり水に漬けたりすると流出するので、ねぎを切って水にさらしてから冷凍すれば、解凍した時に出る臭いを軽減することが出来ます。
次にねぎをパラパラに保存する方法について見てみましょう。
ねぎをパラパラに保存するには?
ねぎをパラパラに保存する方法はこちら↓↓↓
①包丁とまな板の水気を切っておく
②ねぎの水気を切る
③保存袋か容器の中にキッチンペーパーを敷く
④小分けにして空気を抜き保存する
⑤急速冷凍する
⑥定期的に袋を揉むか容器を振る
①冷凍ねぎを刻む際にまず包丁とまな板の水気をしっかりと切っておきましょう。
水が付いた包丁やまな板を使ってねぎを刻むとねぎに水気が移り、解凍の際にべちゃべちゃになる原因に繋がるからです。
②水気が付いたままねぎを袋や容器に入れて冷凍すると、余分な水分が凍ってねぎ同士が密着して塊になり使いにくくなります。
ねぎを刻んで水洗いした後には、キッチンペーパーを使って水気を拭き取ってから袋や容器に入れて保存しましょう。
③ねぎを冷凍する際には、キッチンペーパーを敷いた密閉式の保存袋や容器の上に刻んだねぎを入れて、ねぎ同士が密着しないように広げましょう。
こうする事でキッチンペーパーがねぎの余分な水分を吸収し、べちゃべちゃになるのを防いで鮮度を保つことができます。
ねぎが完全に冷凍されたら、保存袋や容器の内部に付いた水気を拭きキッチンペーパーを取り除きましょう。
④使い切れる分だけ小分けにしてラップに包み、空気を抜いてから保存する事もおすすめです。 また、容器や袋の内部に空気が残っているとねぎが酸化して劣化が早まるため、ストローや水圧などを利用して、できるだけ中の空気を抜いてから冷凍庫で保存してください。
⑤ねぎの鮮度を保つために急速冷凍しましょう。
やり方は、冷凍庫内の温度を低く設定し、容器や袋に入れたねぎを熱伝導率が高いアルミ製のトレイの上に乗せてから、冷凍庫に入れます。
急速冷凍すると、ねぎに含まれる水分が氷に変化する温度を短時間で通過することができ、旨味や食感を損なう事なく冷凍することが可能です。
⑥刻んだねぎをパラパラに保存するには、ねぎを冷凍庫に入れて1時間ほど経過したら、一度取り出して袋を揉むか容器を振り、再度冷凍庫へ戻す手順を2回繰り返してください。
このようにすれば、ねぎが完全に凍る前に刻んだねぎ同士が密着せず、パラパラのまま保存することが可能です。
次に正しい解凍方法を見てみましょう。
正しい解凍方法は?
正しい解凍方法はこちら↓↓↓
①解凍せずにそのまま使える
②再冷凍・再解凍はNG
①冷凍したねぎは、解凍せずにそのまま加熱して調理に使うことができます。
室温に置いて自然解凍すると、内部から水分が流出してべちゃべちゃで水っぽい食感になりおすすめしません。
②ねぎを一度冷凍したら、再冷凍と再解凍はしないようにしてください。
解凍と冷凍が繰り返されると、温度変化の影響を受けて表面に霜が発生し、食感や旨味が落ちてまずいと感じやすくなるからです。
冷凍したねぎは一度に使い切るか、小分けにして、使う分だけ冷凍庫から出すように工夫しましょう。
解凍方法もしっかり覚えておきたいですね。
まとめ
今回はねぎの、べちゃべちゃになる理由、パラパラに保存するコツ、正しい解凍方法についてご紹介させていただきした!
・冷凍ねぎがべちゃべちゃになる理由は洗った後の水気やネギに含まれる水分が原因。
・ねぎをパラパラに保存する方法は①包丁とまな板の水気を切っておく②ねぎの水気を切る③保存袋か容器の中にキッチンペーパーを敷く④小分けにして空気を抜き保存する⑤急速冷凍する⑥定期的に袋を揉むか容器を振る
・正しい解凍方法は①解凍せずにそのまま使える②再冷凍・再解凍はNG
正しい保存方法を覚えてねぎをおいしく食べてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました!!!