生姜の酢漬けの賞味期限は知っていますか?
生姜の酢漬けは、作り方のポイントを抑えると長くて1年以上日持ちさせることができます。
今回は、生姜の酢漬けの賞味期限・腐るとどうなるのか・日持ちさせる保存方法とポイント・長期保存するための作り方やポイントを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
生姜の酢漬けとは?
生姜の酢漬けとは、生姜や新生姜を酢に漬け込んて作る料理のことを指します。
酢には殺菌効果があるので、生姜の酢漬けは菌が繁殖しにくく傷みにくいので長期保存することができます。
生姜の酢漬けは通常の酢以外にも、米酢・甘酢・カンタン酢などと使って作ることができます。
甘酢やカンタン酢で作る生姜の酢漬けは、ほんのり甘みが加わり食べやすいのが特徴です。
生姜の酢漬けの賞味期限は?
生姜の酢漬けは長期保存ができることが特徴ですが、どの程度日持ちするのでしょうか?
生姜の酢漬けの賞味期限は、およそ2~3ヶ月と言われています。しかし、切ったりすりおろした生姜を酢漬けにすると、さらに保存期間が短くなってしまいます。
保存方法や作り方によって保存期間が長くて1~2年日持ちする場合もありますが、なるべく早めに食べきることをお勧めします。
生姜の酢漬けが腐るとどうなるの?
長期保存ができる生姜の酢漬けですが、保存方法や環境によって腐ってしまう場合もあります。
腐った生姜の酢漬けの特徴は以下の通りです。
- 酢が濁っている
- 酢の表面や生姜にカビが生えている
- 生姜が変色・変形する
生姜の酢漬けを作るときに生姜の水分が残っていたり、酢から生姜が浮いているとカビが生える場合があります。
また、酢が濁っていたり、生姜が変色・変形して柔らかくなっている場合も腐っている可能性が高いので食べずに破棄しましょう。
生姜の酢漬けを日持ちさせる保存方法・ポイント
生姜の酢漬けの日持ちする保存方法は以下の通りです。
- ガラス製の密閉できる保存容器に生姜の酢漬けを入れる
- 冷蔵庫に入れて保存する
タッパーなどのプラスチック製の保存容器は完全に密閉できないため、長期保存する場合はガラス製の保存容器を使用しましょう。ガラス製であれば、変色やニオイ移りがしにくいのでおすすめです。
また、生姜の酢漬けは0~10℃での場所で保管すれば鮮度が保てますので、冷蔵庫で保存しましょう。
そして、生姜の酢漬けは瓶から取り出す際に、清潔な箸で掴むことがとても大事です。
菌や汚れが付いた箸を瓶に入れると細菌が繁殖し、生姜の酢漬けが傷んでしまう原因となってしまいます。生姜の酢漬けを瓶からとりだすときは、しっかりと箸を洗ってから使いましょう。
生姜の酢漬けを長期保存するための作り方・ポイント
生姜の酢漬けの鮮度を保ちながら長期保存させたい場合は、作るときにポイントを抑えておく必要があります。
ここからは、生姜の酢漬けを長期保存するための作り方・ポイントを紹介します。
新鮮な生姜を選びましょう
生姜の酢漬けを作る場合は、新鮮な生姜を使うことが大切です。
新鮮な生姜の特徴は以下の通りです。
- 生姜の表面にシワや傷がない
- ハリや艶がある
- 新生姜:色が白く、茎の付け根が鮮やかな赤色
- 根生姜:全体が黄金色に色づいている
- カット済みの生姜:断面がみずみずしい、黄色い
生姜の切り口が乾燥していたり、茶色に変色しているものは傷んでいる可能性があるので選ばないようにしましょう。
また、生姜は傷みやすい食材の為、購入したらなるべく早めに酢漬けにすることをお勧めします。
保存容器を消毒しておく
生姜の酢漬けを保存する際は、しっかりと容器の煮沸消毒をおこないましょう。
細菌が残ったままの状態で生姜の酢漬けを入れてしまうと傷むスピードが早まってしまいます。
正しい煮沸消毒の方法も紹介します。
- 大きめの鍋の底に布巾を敷いて保存容器を入れる
- 容器がしっかり浸かるまで水を加える
- 鍋を加熱し、沸騰した後はさらに5分ほど煮る
- 保存容器をトングなどで取り出す
- 綺麗な布巾の上に逆さにして乗せて自然乾燥させる
煮沸消毒するためにも、熱湯したお湯に耐えられる保存容器を使用しましょう。