様々な種類があるパスタですが、生パスタの日持ちする保存方法は知っていますか?
今回は生パスタの正しい保存方法と賞味期限の目安を【冷蔵・冷凍】に分けて紹介します。
冷凍保存した生パスタのおすすめ解凍方法もまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
生パスタの日持ちする保存方法って?
弾力がありモチモチとした食感が楽しめる生パスタですが、乾燥パスタと比べて日持ち期間が短いのがデメリットにあります。
生パスタを日持ちさせるにはどのような保存方法が向いているのでしょうか?
ここでは、生パスタの保存方法について解説します。
冷蔵・冷凍保存がおすすめ
生パスタは温度変化に弱いので、冷蔵保存がおすすめです。冷蔵保存をしても水分が抜けて食感や風味が落ちてしまうので早めに食べきることをお勧めします。
また、生パスタをしばらく食べる予定がない場合は冷凍保存をしましょう。
常温保存はNG
生パスタには、小麦粉・卵・塩・水などの常温保存に不向きな食材が熱を加えずに作られているため、生パスタも常温で保存することはできません。
生パスタを保存する際は、常温で保存せずに冷蔵、または冷凍で保存しましょう。
【冷蔵】生パスタの冷蔵保存方法・賞味期限は?
ここからは生パスタの冷蔵保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
生パスタの冷蔵保存方法
生パスタの冷蔵保存方法は以下の通りです。
- 生パスタにオリーブオイルをよく絡ませる
- タッパーに入れて密閉させる
- 冷蔵庫に入れて保存する
生パスタを冷蔵保存する際は、オリーブオイルをよく絡ませてから保存することで麺同士がくっついてしまうのを防ぎます。
そして、空気が入らないように密閉性の高い保存容器に入れて保存しましょう。
賞味期限の目安
生パスタを冷蔵保存した場合の賞味期限の目安は約10日です。
しかし、生パスタは熟成された状態で販売されているため、保存期間が長いほど傷んでしまいます。賞味期限が過ぎていなくても、麺にヌメリやカビがある場合は食べられませんので注意しましょう。
【冷凍】生パスタの保存方法・賞味期限
続いては生パスタの冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
生パスタの冷凍保存方法
生パスタの冷凍保存方法は以下の通りです。
【茹でる前の生パスタの場合】
- 一食分ずつ小分けにしてラップで包む
- 平らにして空気を抜く
- さらに冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて密閉させる
- 冷凍庫に入れて保存する
【茹でた後の生パスタの場合】
- お湯を沸騰させてオリーブオイル小さじ1を加える
- 生パスタを茹でる
- 茹で上がったら粗熱をとる
- 1食分ずつラップで小分けにする
- さらに冷凍用の保存容器に入れる
- 冷凍庫に入れて保存する
生パスタを冷凍保存する際は、乾燥による劣化を防ぐためにもしっかり空気を抜いて保存することが大切です。
茹でた生パスタを冷凍保存する場合は、水分が逃げるのを防ぎ麺がくっつかないようにするために、オリーブオイルを入れて茹でます。
賞味期限の目安
冷凍した生パスタの賞味期限は以下の通りです。
- 【茹でる前】未開封の市販生パスタの場合:約3ヶ月
- 【茹でる前】開封後の場合:約5日
- 【茹でた後】約2~3週間
未開封の生パスタの場合、約3ヶ月と長く日持ちします。
開封後の茹でる前のパスタの場合は冷凍保存をしても5日ほどしか日持ちしません。
茹でた後の生パスタを冷凍保存すれば、2~3週間と日持ちします。しかし、茹でた後の麺は保存期間が長いほど柔らかく伸びてしまうのでなるべく早めに食べきることをお勧めします。
冷凍した生パスタの解凍方法・使い方
続いては、冷凍した生パスタの解凍方法・使い方を紹介します。
冷蔵庫で自然解凍
冷凍した生パスタを解凍する場合は、常温ではなく冷蔵庫で自然解凍しましょう。
常温で解凍すると、凍った麵との温度差で麺の水分が外に逃げてしまいます。水分が逃げてしまうと、生パスタ本来のモチモチとした食感が失われてしまい美味しく食べることができません。
そのまま茹でる
冷凍した生パスタは、解凍せずにそのまま茹でることもできます。
冷凍生パスタを茹でる際は、茹で時間を短めにし、茹で始めはすぐに混ぜないことを意識しましょう。
茹でる際は面がくっつきやすくなるため、無理にはがそうとするとちぎれてしまう可能性があるので、自然に麺同士が離れてから混ぜるようにしてください。