スープが冷凍保存できることを知っていますか?
今回は、スープの冷凍保存方法・賞味期限について紹介します。
さらに、冷凍保存する際の注意点や冷凍スープの解凍方法・腐るとどうなるのかを解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
スープは冷凍保存できる?
スープは冷凍保存が可能であり、長く日持ちさせることができます。
冷凍しておけば、食べたい分だけスープを解凍し食べることができるので忙しい日などにとても便利です。
ただし、冷凍保存に不向きな具材もあるので注意が必要です。
【冷凍保存に不向きな具材】
- じゃがいも
- キャベツ
- もやし
- 豆腐
- こんにゃく
水分の多い食材は、解凍後の食感が損なわれてしまいます。
じゃがいもは冷凍するとボソボソした食感になりますが、ポタージュなどの固形ではない状態であれば冷凍保存が可能です。
【冷凍】スープの保存方法・賞味期限
ここからはスープの正しい冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
スープの冷凍保存方法
スープの冷凍保存方法は以下の通りです。
- スープの粗熱をしっかり取る
- 保存容器や保存袋にスープを入れる
- 金属トレーにのせて急速冷凍させる
スープは保存容器や保存袋に入れて冷凍保存することができますが、保存袋を利用した方が冷凍時にかさ張らず、一食分に小分けすることができるのでおすすめです。
賞味期限
スープを冷凍保存した場合の賞味期限は約1ヶ月です。
1ヶ月を過ぎても食べることは出来ますが、保存期間が長いほど劣化も進み味も落ちてしまうので、なるべく早めに食べきるようにしましょう。
スープを冷凍保存する際の注意点
ここからはスープを冷凍保存する際のポイント・注意点を紹介します。
急速冷凍する
スープを冷凍保存する際は、冷凍するまでの時間を極力短くするとスープの風味や味を保ちながら保存することができます。
急速冷凍するには、保存袋に入れる際なるべく平らにして、金属製のトレーに乗せて冷凍保存しましょう。
粗熱をしっかりとってから保存する
出来立てのスープを熱いまま冷凍してしまうと、冷凍庫内の温度が上昇してしまい、ほかの食材まで傷みやすくなってしまいます。粗熱がしっかり取れた状態で保存することで冷凍庫内の温度上昇を防ぐほか、菌の繁殖も防ぎます。
冷凍時に節目をつけると便利
保存袋に入れて保存する場合は、少し固まってきたら菜箸などで1食分の大きさに節目を入れましょう。
節目を入れておくことで、食べる際に食べたい分だけ取り出せるのでとても便利ですよ。
スープは冷凍をすると膨張するので、パンパンに入れず、7分目を目安にしておくと節目を入れやすいです。
冷凍したスープを解凍する方法は?
冷凍したスープは、冷蔵庫に移して自然解凍しましょう。
- スープを食べる前日から冷蔵庫に移す
- シャーベット状になるまで自然解凍
- 食べるときに鍋に移して加熱する
冷凍したスープを冷蔵庫で自然解凍しておけば、食べるタイミングで鍋に入れて加熱するだけですぐに食べることができます。
また、一度解凍したスープは再冷凍してしまうと細菌が繁殖しやすくなり衛生面が損なわれるリスクがあるので、再冷凍はしないようにしましょう。
保存容器などに多く入れて冷凍してしまうと、解凍時使い切れない可能性があるので、保存する際は1食分ずつ解凍できるように小分けにしておくと便利です。
スープが腐るとどうなるの?
冷凍保存したスープの賞味期限が過ぎて腐ってしまった場合、どのような変化が現れるのでしょうか?
- カビが生えている
- 糸を引いている
- 酸味がある
- 異臭がする
- 塊がある
長期間冷凍保存したスープは、ドアの開閉した際の温度変化によって腐ってしまう場合があります。
上記のような特徴のあるスープは腐っている可能性が高いので食べずに破棄しましょう。