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馬刺しレバ刺しは食べても大丈夫?牛レバ刺しが禁止されている理由は?

こりこりとした食感と甘みが特徴的なレバ刺し。

現在ではレバ刺しの代表ともいえる牛レバ刺しは法律によって食べることが禁止されています。

その一方で、馬のレバ刺しは安全に食べられます。

牛レバ刺しは禁止されているのに馬レバ刺しはOKなのはなぜでしょうか。

今回は、

牛レバ刺しが禁止されている理由

馬レバ刺しが安全な理由

馬レバ刺しの保存方法

についてご紹介します。

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牛レバ刺しが禁止されている理由

牛レバ刺しが禁止されている理由はこちら↓↓↓

食中毒の危険性が高い

牛レバ刺しは、2011年に起こったある焼き肉店での食中毒事件がきっかけで禁止されるようになりました。

それまではまだ牛レバ刺しは焼き肉店でも普通に提供されていましたが、富山県のある焼き肉店で牛レバ刺しをはじめ生肉を食べた客のうち5人が食中毒で死亡してしまったのです。

そのお店での被害者は180人以上といわれ、店や卸売業者の不衛生に加えて生肉の危険性が大きな問題となりました。

この事件を機に全面的に牛レバーの生食が禁止されました。

牛は主に大腸内にO157を保菌しているものです。

しかしO157は腸内を逆流して肝臓、つまりはレバーにも侵入してしまっている場合があるので、その危険性や事件から牛レバーが禁止される主な原因となりました。

さらに牛レバーには鶏が保菌していることで有名なカンピロバクターも検出されています。

カンピロバクターは下痢や腹痛を引き起こし、基本は重症化しないことも多いものの抵抗力の低い人は注意が必要です。

このように、牛レバーはほかのお肉に比べ危ない菌を保菌している場合が多いのです。

厚生労働省によると牛レバーによる食中毒に予防策はみつからないため新鮮さ・衛生レベルにかかわらずすべての牛レバーを禁止することでその安全性を保つことになったようです。

牛レバ刺し愛好者にとっても非常に悲しい出来事となりました。

しかし、馬レバ刺しは現在でも安全に食べることができます。

その理由について見てみましょう。

馬レバ刺しが安全な理由

馬レバ刺しが安全な理由 はこちら↓↓↓

①馬の体温が高く食中毒になりにくい

馬は37~38度と30度前半である他の食肉用動物に比べて体温が高いため、食中毒の原因となる病原菌が生息できません。つまり病原菌を保菌していない特徴があるため、食中毒の原因となりにくいと言えます。

②衛生管理の徹底

通常市販されたり店舗で提供されたりする馬刺しや馬レバ刺しは、食肉用の処理をする過程で生食用食肉の衛生ガイドラインをしっかりと守り衛生管理を徹底しています。
処理過程で処理をする人や調理器具から病原菌がうつることがないように、肉の管理方法や調理器具の消毒などが決められています。
この安全基準をクリアしたものしか提供されないので安心して食べることができます。

③冷凍処理で寄生虫を死滅

馬にはザルコシスティス・フェアリーと呼ばれる寄生虫が生息していますが、この寄生虫は、人間の体内では生きることができません。
しかし大量にザルコシスティス・フェアリーが寄生する馬肉を食べると下痢や軽い嘔吐などの症状を起こしてしまうので、事前に馬肉に冷凍処理が施すことが義務づけられています。通常マイナス20度で48時間以上馬肉を冷凍すれば寄生虫は死滅します。この過程を経ることでザルコシスティス・フェアリーによる食中毒を防ぐことができます。

※注意点

一度解凍した馬レバ刺しは、安全性を維持するためにも再冷凍してはいけません。解凍したらその日のうちに食べてしまうか残った馬レバ刺しは加熱して調理してしまうことをおすすめします。

以上の点から馬レバ刺しがとても安全な食べ物であることがわかりました。

生でも大丈夫かな?と不安になることなく食べられますね。

注意点もしっかり押さえておきましょう!

馬レバ刺しの保存方法は?

馬レバ刺しの保存方法はこちら↓↓↓

冷凍保存する 

基本的に馬肉は購入したら冷凍保存することが推奨されています。
解凍してしまうと急速にその品質は下がってしまうので、食べる直前に冷蔵庫でゆっくり解凍するのがおすすめです。

開封したらその日のうちに食べる 

馬肉を開封したら、その日のうちに食べきるようにしましょう。
難しい場合は火を通して保存するといいでしょう。
常温でおいてしまっても再加熱すれば大丈夫と考えている人もいるかもしれませんが、加熱に強い菌もいるため、開封したらその日のうちに、難しい場合は火を通して保存するようにしましょう。

保存方法も安全に食べる上で大切です。

ポイントをしっかり押さえておきましょう!

まとめ

今回は、 牛レバ刺しが禁止されている理由、馬レバ刺しが安全な理由、馬レバ刺しの保存方法についてご紹介させていただきました!

 

・牛レバ刺しが禁止されている理由は食中毒の危険性が高いから

・馬レバ刺しが安全な理由 は①馬の体温が高く食中毒になりにくい②衛生管理の徹底③冷凍処理で寄生虫を死滅。

・馬レバ刺しの保存方法は、冷凍保存する 、開封したらその日のうちに食べる

 

安心して食べられる馬レバ刺しで幸せなひと時を過ごしてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました!!!

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