チョコレートの賞味期限は種類によって異なることを知っていますか?
今回はチョコレートの賞味期限の目安を【市販・手作り】と【常温・冷蔵・冷凍】の保存方法別に紹介します。さらに、賞味期限が過ぎても食べられるのか・日持ちする保存方法・腐るとどうなるのかも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
チョコレートの賞味期限は?
チョコレートの賞味期限を【市販・手作り】にわけて紹介します。
【市販】チョコレートの賞味期限
市販チョコレートの賞味期限を商品にわけて紹介します。
- ゴディバ(ボンボンショコラ):2ヶ月
- ブルガリ(ボンボンショコラ):28日以上
- ロイズ(生チョコ):1ヶ月
- ロイズ(板チョコ):3ヶ月
- モロゾフ(ボンボンショコラ):270日
- ロッテ(板チョコ):360日
- 久遠(テリーヌ):60日以上
- リンツ(ガナッシュ):1ヶ月以上
- トップス(チョコレートケーキ):3日
市販のチョコレートは種類によって賞味期限が大きく異なります。チョコレートケーキで3日程度、生チョコも1ヶ月程度と賞味期限が短いです。板チョコの賞味期限は約1年と長く日持ちします。
【手作り】チョコレートの賞味期限
手作りチョコレートは作り方や種類によって賞味期限が大きく異なります。
生クリームを使った生クリームやガナッシュは賞味期限が短く、冷蔵庫で2~4日ほどしか日持ちしません。
生クリームを加えずに作られた型抜きチョコレートの場合は冷蔵庫で4~5日ほど日持ちします。
チョコレートの焼き菓子(クッキー・ブラウニーなど)の賞味期限は6~7日ほどと、チョコレート類の中で最も日持ちします。
賞味期限が過ぎたチョコレートは食べられない?
チョコレートには水分がほとんど含まれておらず、カカオバターや砂糖・粉乳が含まれているので賞味期限が過ぎても腐ることはないと言われています。
しかし、チョコレートの種類によっては油の酸化で劣化してしまうことがあります。
チョコレートの中でも劣化しやすいものは以下の通りです。
- 生チョコ
- ガナッシュ
- チョコレートケーキ
- ガトーショコラ
- チョコムース
- トリュフ
- チョコブラウニー
- フルーツチョコレート
これらのチョコレートは水分量が比較的多く、生クリームや牛乳などの油脂も含まれているため劣化しやすいので、賞味期限切れを食べる場合は注意しましょう。
チョコレートの保存方法とポイント
ここからはチョコレートの保存方法とポイントを【常温・冷蔵・冷凍】別に解説します。
常温保存
カカオ成分の多いチョコレートは28℃で溶け始めます。
夏場などの暑い時期以外は常温保存は可能です。
常温保存する際は以下のことを注意しましょう。
- 高温多湿を避ける
- 直射日光を避ける
室内温度が28℃を超える場合は冷暗所で保存しましょう。
冷蔵保存
クリームなどが含まれているチョコレートは基本的に冷蔵保存しましょう。
- 冷蔵庫内のニオイ移りに気を付ける
- 温度の急変に気を付ける
生チョコなどの劣化しやすいチョコレートは、上記のポイントに気を付けて保存しましょう。
冷蔵庫内のニオイ移りを防ぐためにも、ビニール袋やタッパーなどに入れて保存しましょう。
冷凍保存
生チョコやボンボンショコラなどのクリームが含まれているチョコレートは冷凍保存がおすすめです。
しかし、板チョコレートは水分量が少ないので冷凍保存は不向きです。
チョコレートを冷凍保存する際は、箱自体をラップで巻き、保存袋に入れて保存しましょう。
冷凍したチョコレートを解凍する際は、食べる前日に冷蔵庫に移してじっくりと自然解凍しましょう。
チョコレートが腐るとどうなるの?
賞味期限が過ぎたチョコレートは、劣化はします
腐ることはほとんどありません。チョコレートには水分があまり含まれていないため、カビも生えにくいのです。
しかし、生チョコやフルーツの入ったチョコレートは水分が比較的多いので、腐ってしまうことがあります。
腐ってしまったチョコレートの特徴は以下の通りです。
- カビが生えている
- 酸っぱい味
- 油臭い
生チョコやフルーツの入ったチョコレートは水分量が多いので、日が経つとカビが生えてしまうことがあります。カビが生えていたり、酸化による変なニオイ・味がしたら腐っていますので破棄しましょう。