餅の賞味期限は知っていますか?
今回は、餅の賞味期限の目安を【市販・ついた餅】別に紹介します。さらに日持ちする保存方法と解凍方法、腐るとどうなるのかもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
餅の賞味期限の目安は?
まずは餅の賞味期限の目安を【市販・ついた餅】別に紹介します。
【市販】個包装の切り餅の賞味期限
市販・切り餅の賞味期限は以下の通りです。
- うさぎ切り餅:製造日から24ヶ月
- サトウの切り餅:製造日から24ヶ月
- 生一番きりもち:製造日から24ヶ月
上記のメーカーの切り餅は真空パックで個包装されているため、賞味期限が製造日から2年と長く保存ができます。
【ついた餅】賞味期限
ついた餅の賞味期限の目安は保存環境によって異なります。
- 常温保存:約2日
- 冷蔵保存:約2日
- 冷凍保存:約半年
つきたてや、ついた餅は市販の餅と比べて賞味期限は短めです。
2日しか日持ちしない常温・冷蔵保存に比べて、冷凍をした餅は約半年長く日持ちすることができるので、賞味期限を延ばすなら冷凍保存がおすすめです。
餅の日持ちする保存方法は?
ここからは日持ちする餅の保存方法を【常温・冷蔵・冷凍】にわけて紹介します。
【常温】保存方法
個包装の餅が未開封の場合のみ常温保存が可能です。
しかし、外袋を開封した時点で冷蔵保存を推奨している販売メーカーもあるので、袋の記載通りに保存しましょう。
常温保存する際は以下のポイントを意識しましょう。
- 高温多湿を避ける
- 直射日光を避ける
【冷蔵】保存方法
餅の冷蔵保存方法は以下の通りです。
【市販の切り餅の場合】
- 餅を一個ずつラップで包み空気が触れないようにする
- ジップ付き保存袋に入れて密閉し、冷凍保存する
【ついた餅の場合】
- 餅の粗熱をとって常温で冷ます
- 餅粉などをまぶし、保存袋に入れる
- 餅が冷めたら食べやすいサイズに切り分ける
- 一切れずつラップで包む
- ジップ付き保存袋に入れて冷凍庫に入れる
市販の餅を上記のように正しく保存した場合は約1~2週間、自家製のついた餅も約1週間日持ちさせることができます。
【冷凍】保存方法
餅の冷凍保存方法を紹介します。
【市販・切り餅の場合】
- 餅を一つずつラップで包み、空気が触れないようにする
- ジップ付き保存袋に入れて冷凍保存する
【ついた餅の場合】
- 常温で餅の粗熱をとる
- 好きな大きさに切り分ける
- 餅がくっつかないように餅粉などをまぶす
- 一切れずつラップで包む
- ジップ付き保存袋に入れて冷凍庫に入れる
上記の方法で保存をすれば約半年間日持ちさせることができます。ついた餅の場合は傷みやすいので、冷蔵保存より冷凍保存をしたほうが無難でしょう。ただし、保存期間が長いほど味も落ちるのでなるべく早めに食べきることをおすすめします。
冷凍した餅の解凍方法
冷凍保存をした餅は、冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。冷凍庫から餅を必要な分だけ取り出し、ラップは外さずにお皿に移し冷蔵庫で解凍させましょう。
また、餅を早く食べたいときは、電子レンジでの解凍をお試しください。
- 冷凍した餅を耐熱容器に入れる
- 餅がつかるぐらいに水を入れる
- 500Wで2~3分ほど加熱する
電子レンジで解凍した場合、時短で解凍することがメリットにありますが、温めすぎると形が崩れてしまうので注意が必要です。
餅が腐るとどうなるの?
餅が腐るとどのような変化が現れるのでしょうか。ここでは、腐った餅の特徴を紹介します。
- 酸っぱいニオイ
- カビ臭
- 変色している
- カビが生えている
- 酸っぱい
- 苦み
- 粘り気・糸を引いている
保存していた餅は、上記のような異変がないか確かめる必要があります。異変が1つでもある場合は、食べずに捨てましょう。
餅が腐るとカビが発生し、発酵したような酸っぱいニオイがします。
そして餅の表面に白や緑のカビが生え始めます。カビが生えてしまった場合は、餅の内部まで毒が回っている可能性があるので、カビを取り除いたとしても食べることはおすすめしません。