ここでは、
・「黒酢と普通の酢の違いとは」
・「黒酢の代用法5選」
・「代用黒酢のレシピ」
について説明していきます。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
黒酢と普通の酢の違いとは
黒酢と普通の酢の違いですが、まず見た目が異なります。
普通の酢は薄い黄色であるのに対して、熟成された黒酢は琥珀色をしています。
これは長時間じっくりと発酵させるためです。
熟成の期間が長ければ長いほど、色合いが濃くなると言われています。
また味わいや香りにおいては、黒酢は普通の酢よりもまろやかな味わいで、香り高いのが特徴です。
原料においても違いがあります。
黒酢も普通の酢もどちらも穀物酢です。
そもそもの原料は穀物ですが、黒酢は玄米に大麦または小麦のみを加えたものを原料としているのに対して、普通のお酢(米酢)は原料にその名のとおり精米を使っています。
黒酢の代用法5選
普通の酢+オイスターソース
普段使っている酢は黒酢に比べて酸味は強いですが、コクや旨みは足りません。
そこで牡蠣エキスやうまみ調味料の入ったオイスターソースを足すことで、コクや旨みが追加され、酸味も和らげてくれるため、黒酢に近付きます。
割合は酢:オイスターソース=2:1がおすすめです。
すし酢
酢飯を作る際に使うすし酢も、黒酢の代用品としておすすめです。
市販されているすし酢には砂糖や塩が含まれているため、普通の酢より甘みがあり酸味もマイルドなので、黒酢の代用になります。
バルサミコ酢+レモン汁
バルサミコ酢はぶどうの果実を原料に作られた酢です。
黒酢と同じように熟成させているため、まろやかさとコクがある点は似ていますが、黒酢と比較して酸味が足りません。
そこでレモン汁を少し加えることをおすすめします。
レモン汁の酸味を加えるとより黒酢に近付くでしょう。
バルサミコ酢は洋風の料理と相性が良いので、ステーキなどでも楽しめます。
ワインビネガー+麺つゆ
ワインビネガーはまろやかな酸味とコクがあり、そのままでも黒酢の代用品として使えますが、旨味成分が少したりません。
よって、旨味成分が含まれている麺つゆを少し加えると黒酢に近くなります。
ワインビネガーの酸味を消さないように、少量ずつ入れるのがポイントです。
ちなみにワインビネガーは赤・白とありますが、赤ワインビネガーの方がコクがあるのでおすすめです。
果実酢
リンゴ酢やブドウ酢などの果実酢も代用可能です。
この果実酢も酸味はあるものの果糖が含まれていて味に奥行きがあるため、黒酢の代用品としておすすめです。
コクを追加したいならオイスターソースを足しても良いでしょう。
代用黒酢のレシピ
鶏肉と野菜のバルサミコ酢炒め
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こちらは鶏肉と野菜のバルサミコ酢炒めです。
黒酢の代用品としてバルサミコ酢を使い、美味しく仕上がったようです。
まろやかでコクのあるバルサミコ酢は代用品としてぴったりです。
ナスやパプリカなど、ゴロゴロとたくさんの野菜と鶏肉を炒めて栄養満点メニューですね。
これから夏野菜が採れるので旬の野菜を使って作れそうな1品です。
飲むブルーベリー黒酢で作る酢豚
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こちらは飲むブルーベリー黒酢を黒酢の代用に使用した酢豚です。
最近飲む果実酢も種類が増え、リンゴ、ブドウ、ブルーベリーなど様々な果実を使ったものが販売されています。
健康志向な方や、ダイエットや美容目的で普段から飲まれている方も多いと思いますが、そちらもそのまま代用できます。
果実のフルーティーな甘さが酢豚にぴったりですね。
酸味が苦手な方にも良いかもしれませんね。