ここでは、
・「豆板醤とコチュジャンの違いとは?」
・「豆板醤の代用品は?」
・「豆板醤がなくても美味しく作れる中華レシピ」
について説明していきます。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
豆板醤とコチュジャンの違いとは?
豆板醤
豆板醤とは、中国・四川地方の調味料で、そら豆に塩、赤唐辛子、こうじなどを加えて発酵させた唐辛子みそのことです。
麻婆豆腐やえびチリなどの中華料理には欠かせない調味料です。
強い辛味と塩気、旨みが特徴です。
油と一緒に加熱することで香りと旨みが増すので、炒め物に良く使用されています。
コチュジャン
コチュジャンは、朝鮮半島が発祥の調味料で、米やもち米を麹で糖化させ、唐辛子を加えて熟成させた発酵調味料です。
地域や家庭によって、香辛料や味噌を合わせる場合もあります。
コチュジャンは、粘り気があり、辛みの他に甘さもあるため、炒めると焦げやすい特徴があります。
したがって、具材に火が通ってから加えるのが一般的です。
他にも生野菜につけたり、ビビンパのトッピングや、サムギョプサルのタレとしても活躍します。
豆板醤の代用品は?
豆板醤は頻繁に使用する調味料ではないという方も多いのではないでしょうか。
よって賞味期限がいつの間にか切れていたり、中華料理を作ろうと思った時に買い置きが無かったりすることもありますよね。
そんな時におすすめの代用調味料をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
味噌+醤油+唐辛子+ごま油
豆板醤は唐辛子みそなので、やはり代用としては味噌をベースに、辛みを加えると代用調味料として使えるようになります。
豆板醤大さじ1(15ml)を作る場合、
味噌大さじ1 + 醤油小さじ1/2 + 一味唐辛子小さじ1/2〜小さじ1 + ごま油小さじ1/2
で代用できます。
ちなみに、八丁味噌などの色が濃い味噌を使用すると味も見た目にも豆板醤に近くなります。
お好みでにんにくをいれても美味しくなります。
コチュジャン+しょうゆ+ごま油+七味唐辛子
コチュジャンは豆板醤と似ているようで味わいが異なります。
そのままでは代用は難しいですが、塩気や辛みを足すことで、豆板醤に近いものになります。
味噌+ラー油
味噌に辛みであるラー油を足すだけでも代用品になります。
これは手軽に出来るのではないでしょうか。
辛いのが苦手な方は、ラー油の量を調整しましょう。
食べるラー油
食べるラー油も代用品としておすすめです。
食べるラー油は皆さんご存知の定番調味料になってきました。
フライドオニオンやフライドガーリックなどが入っているのが特徴です。
豆板醤に似た辛味はあるものの、豆板醤にくらべて油が多いため、レシピに載っている分量と同量を入れてしまうと、料理が油っぽくなってしまうことがあるので注意が必要です。
豆板醤がなくても美味しく作れる中華レシピ
豆板醤不使用!辛くない麻婆豆腐
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こちらは辛くない麻婆豆腐のレシピです。
ご家族で麻婆豆腐を食べる際、子供達が辛いものを食べられないからと困ってしまうことありますよね。
そんな時におすすめの辛くない麻婆豆腐。
味噌、醤油、砂糖で味付けをしています。
アスパラも一緒に入っているので彩りがきれいですね。
大人用・子供用どちらもOK!2種のエビチリ
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こちらは子供用の辛くないエビチリと大人用のちょっと辛いエビチリのご紹介です。
ケチャップや砂糖を使ったエビチリソースがベースで、豆板醤は入っていないレシピです。
大人用はニンニク、ネギを炒め、子供用のフライパンへ分けた後に豆板醤を追加しています。
辛みが苦手な方は量を調整したり、味噌だけを少量入れても良いでしょう。
同時に作れるので家族の要望にしっかりと応えることができますね。