ここでは、
・「みりんの役割とは」
・「みりんの代用品は?」
・「手作りのみりん風調味料」
について説明していきます。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
みりんの役割とは
そもそもみりんの役割とは何でしょう。
料理に使うことでどんな効果があるのかこちらで説明していきます。
旨みやコクを出す
「本みりん」の主な成分は、糖分やアミノ酸などであり、これらが深い旨味やコクを引き出してくれます。
ツヤや照りを出す
ツヤ照りをしっかり付けたい時には「みりん風調味料」がおすすめです。
みりん風調味料は他のみりんと比べて糖度が高いため、ツヤや照りを出すのに適しています。
臭み消し
「本みりん」においてはアルコールを含むので、魚や肉の臭みを消す効果もあります。
ちなみに「みりん風調味料」にはアルコールが含まれていないので効果はありません。
煮崩れを防ぐ
みりんは煮崩れを防ぐため、見栄えが良くなります。
肉じゃがなどに入れてもきれいな仕上がりとなります。
みりんが無い時の代用品は?
みりんをうっかり切らしてしまった経験はありませんか。
そういった時に身近なもので代用できるものがあります。
ここでは簡単に代用できるものをご紹介していきます。
はちみつ
みりんの代用としてはちみつだけを使用しても良いですが、甘さとコクを再現したい場合は、はちみつに日本酒を加えるのが最適です。
はちみつは甘みが強いわりに、大さじ1杯あたりの熱量は67kcalと、一般的な砂糖類に比べ低く、カロリーを気にされている方にもおすすめです。
三温糖
茶色い色をした三温糖はみりんの代用品としておすすめです。
三温糖は上白糖を作る際に出た液糖を煮詰めたもので、香ばしい風味があるのが特徴です。
料理に使うとみりんと同じように、コクや深みを出したりすることができます。
そのため、煮物や炒め物でコクを出したい時におすすめです。
メープルシロップ
ホットケーキに欠かせないメープルシロップですが、こちらも代用が可能です。
メープルシロップには甘みやコクがあるため、みりんの代用品として使えます。
照りを出すことも出来るので、照り焼きや煮込み調理に使えます。
メープルシロップははちみつや砂糖に比べ低カロリーなので、ダイエット中の方にも最適です。
コーラ
実はコーラもみりんの代用として使用可能です。
コーラは上白糖よりもみりんに近い甘みで、コクもあります。
実際「コーラ煮」として煮込み料理のレシピを見かけるようになりました。
炭酸の効果で肉も柔らかくなります。
ただし水分量が多いため、べちゃべちゃして炒め物には向いていないので注意が必要です。
手作りのみりん風調味料
酒+砂糖
みりんが無くて料理を諦めた人に届け〜!
『無いとき』に使える代用調味料の作り方まとめました🙌#ママデイズ #mamadays #手作り調味料 pic.twitter.com/PgsiKTmdRm— MAMADAYS|ママデイズ (@mamadaystv) April 15, 2021
こちらはみりんの代用調味料です。
酒大さじ1、砂糖小さじ1を合わせるだけでみりんの代用調味料が作れてしまうなんてとても簡単!
普段お家に常備している方も多い調味料なのも嬉しいですね。
ちなみに他の調味料の代用の方法も載っているので参考にしてみたいですね。
白ワイン+メープルシロップ
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こちらは白ワインとメープルシロップを1:1で混ぜた代用調味料です。
本みりんに比べて甘さ控えめなので、メープルシロップはお好みで増やしてみてください。
メープルシロップの代わりにはちみつでも大丈夫です。
メープルシロップはミネラル分も豊富ですし、コクがあるので、肉じゃが、きんぴら、和食にもぴったりです。
ホットケーキで使うだけで余ってしまっている方にもおすすめの代用調味料です。