ワンタンが冷凍保存できることを知っていますか?作るのに手間のかかるワンタンは作り置きして保存できたら便利ですよね。今回はワンタンの保存方法と賞味期限の目安・ワンタンの皮を破れないように解凍するコツ・腐るとどうなるのかを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
ワンタンの保存方法は?
ワンタンはどのような保存が向いているのでしょうか。まずはワンタンの保存方法について解説します。
冷蔵保存は可能だけど向いていない
作り置きをしたワンタンは冷蔵保存も可能ですが、具材の水分が出て皮がくっつくというデメリットがあります。冷蔵保存すると皮も破けやすくなるため、保存する場合は冷蔵よりも冷凍保存の方が向いています。
また、調理済みのワンタンは常温保存をすると菌が繁殖しやすくなるため、鍋ごと冷蔵保存をしましょう。
長期保存するなら冷凍保存
ワンタンを作り置き・長期保存をするなら冷凍保存がおすすめです。ワンタンの皮は餃子や焼売の皮と同様で冷凍保存が向いています。
【冷凍】ワンタンの保存方法・賞味期限の目安
ここからはワンタンの日持ちする冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
ワンタンの冷凍保存方法
ワンタンの冷凍保存方法は以下の通りです。
- 食品トレーにラップを敷く、または金属トレーに片栗粉をふっておく
- トレーの上にワンタンが重ならないように置く
- ふんわりとラップをかけ、冷凍庫に入れる
- ワンタンが凍ったら冷凍庫から取り出す
- ジッパー付きの保存袋、または密閉容器に移し替える
- 再び冷凍庫に入れて保存
ワンタンの皮は薄いので、一度くっついてしまうと皮が破れてしまうことが多いです。ワンタンを重ねて冷凍すると解凍時に破れやすくなるので、ジッパー付きの保存袋などに移し替える際もワンタンが重ならないように間隔をあけながら入れましょう。
賞味期限の目安
冷凍保存したワンタンの賞味期限の目安は約2週間です。
冷蔵保存より日持ちしますが、冷凍保存でも2週間以上の長期保存は冷凍焼けを起こし劣化しやすくなるので早めに食べきりましょう。
冷凍したワンタンを解凍するコツ
続いては、冷凍したワンタンの解凍方法を紹介します。皮が破れないように解凍するポイントとなるので参考にしてみてくださいね。
鍋で茹でて解凍
冷凍したワンタンは鍋で茹でて解凍がおすすめです。
ワンタンをスープに入れる場合、そのまま鍋に入れて温めることもできますが、その方法で解凍すると皮が破れやすくなるので、一度別の鍋でワンタンを1~2分程度茹でてから調理することをおすすめします。別の鍋で先に茹でることで皮が溶けたり破けたりするのを防ぎます。また、茹でたワンタンは別に作ったスープに入れるだけですぐに食べられますよ。
自然解凍は不向き
冷凍したワンタンを自然解凍すると溶けるときに水分が出て皮に浸透し破けやすくなる他、食感も悪くなりますので、ワンタンの自然解凍はおすすめしません。冷凍ワンタンを破かずに美味しく食べるなら鍋で茹でる、もしくはそのまま加熱調理をしましょう。
ワンタンが腐るとどうなるの?
常温で放置してしまったり、賞味期限が過ぎたワンタンは腐るとどうなるのでしょうか。腐ったワンタンの特徴は以下の通りです。
- 具材と皮が変色している
- 異臭がする
- カビが生えている
- 具材が溶けている
- 具材が糸を引いている
長期保存したワンタンは解凍後にこのような特徴がみられる場合があります。皮にカビが生えていれば気づきやすいですが、具材が変色していたり糸を引いていたりするので、食べる前に上記のような異変がないか必ず確認しましょう。一つでも異変がある場合が腐っている可能性があるので食べずに捨ててください。また、一口食べてしまった場合は味や具材の食感がおかしくないかも確認しましょう。