しじみ汁やアクアパッツァなどで使われることの多いしじみ。
二枚貝の一種であるしじみは栄養価が高いと言われています。
この記事では食卓ではおなじみの
しじみを適量食べた時の効果
しじみを食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論!しじみを食べ過ぎると体に悪いってホント?
しじみを食べ過ぎることによる弊害は少ないが、鉄分の摂り過ぎになるケースに注意が必要。
便秘や胃痛に繋がったり、肝機能が低下している人は状態の悪化に繋がる場合があります。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
しじみを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論!しじみを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
しじみを食べると食欲抑制、新陳代謝アップや骨粗鬆症予防、筋肉の興奮を抑える効果が期待できます。
また、貧血予防や肝機能向上など、しじみには様々な健康的メリットがあります。
肝機能向上
しじみに含まれるアミノ酸の一種であるオルニチンには体内のアンモニアを代謝する働きがあります。
また、肝臓に蓄積した脂肪を分解する成長ホルモンの分泌を促す効果があります。
そのため、しじみには肝機能向上効果があるとされています。
食欲抑制、新陳代謝アップ効果
しじみにはたんぱく質が含まれており、
たんぱく質には食欲を抑制したり、新陳代謝を調整する効果があります。
そのため、代謝アップに繋がりダイエット効果も期待できます。
骨粗鬆症予防や筋肉の興奮を抑える効果
しじみにはカルシウムも含まれていて、
カルシウムというと骨の健康というイメージが強いかもしれません。
骨や歯の健康に繋がるのはもちろんのこと、骨粗鬆症の予防。
また、筋肉の収縮にもカルシウムは関わっていて、
そのため筋肉の興奮を抑える効果もあります。
貧血予防
しじみには100g辺り、5.3mg程度、鉄が含まれています。
鉄は女性の方に多い鉄欠乏性貧血の予防に繋がります。
しじみを鉄分目的で食べる方は高カルシウムの食品を一緒に食べるのは避けましょう。
食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
結論!しじみを毎日食べるとどうなる?
しじみは適量であれば、毎日食べると食欲抑制、新陳代謝アップや骨粗鬆症予防、筋肉の興奮を抑える効果が期待できます。
また、貧血予防や肝機能向上などに繋がるが、食べ過ぎには注意が必要です。
肝機能が低下している人は注意!
しじみに含まれる鉄は適量であれば、鉄欠乏性貧血の予防に効果が期待できます。
しかし、肝機能が低下している人がしじみを食べ過ぎると、
体内の鉄分が過剰になり、肝臓の状態が悪くなる場合があります。
便秘や胃痛に繋がる
また、しじみを食べ過ぎて、体内の鉄分が過剰になった場合に健康な人であっても便秘や胃痛に繋がることがありますので、
食べ過ぎには注意が必要です。
鉄分が過剰になるのを避けるには?
しじみを食べ過ぎることの弊害は主に鉄の過剰摂取だということがお分かりいただけたかと思います。
では鉄分が過剰になるのを避けるには何か方法があるのでしょうか?
一番は食べ過ぎないことですが、お茶やコーヒー、牛乳などと一緒に食べると鉄分の吸収が抑えられるので、過剰摂取の緩和に繋がります。
適量はどのくらい?
しじみの適量は1日110g程度を目安に食べると良いでしょう。
食べ過ぎによる弊害は主に鉄の過剰摂取ではありますが、お味噌汁として飲む分には塩分にも注意したいですね。
これまで食べ過ぎていたという方はこの機会に見直してみても良いかもしれませんね。
しじみに限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。