傷みやすいイメージのカスタードクリームですが、冷凍保存で日持ちすることを知っていますか?今回は、カスタードクリームの冷凍保存方法と賞味期限の目安・解凍方法・腐るとどうなるのかを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
【冷凍】カスタードクリームの保存方法・賞味期限
お菓子を作るためにカスタードクリームを大量に作って余らせてしまったことはありませんか?カスタードクリームには卵・牛乳など長期保存に不向きな材料が含まれていますが、正しい方法で冷凍保存することによって長く日持ちさせることができます。まずはカスタードクリームの冷凍保存方法と賞味期限の目安について紹介します。
カスタードクリームの冷凍保存方法
カスタードクリームの冷凍保存方法は以下の通りです。
- バットの上にラップを敷き、カスタードクリームを乗せて粗熱をとる
- 上からラップを被せて平らにして包む
- ジッパー付きの保存袋に入れて空気を抜いて密封
- 冷凍庫に入れて保存
カスタードクリームを冷凍保存する際は、細菌の繁殖を防ぐために空気に触れないように出来るだけ空気を抜いて密封させることが大切です。作る際は調理器具も殺菌してから使用しましょう。
賞味期限の目安
カスタードクリームを冷凍保存した場合の賞味期限の目安は2週間~1ヶ月です。カスタードクリームの材料には卵や牛乳が含まれているので冷蔵保存ではすぐに傷んでしまいますが、冷凍保存をすることによって最大1ヶ月長持ちさせることができます。しかし保存期間が長くなるほど味も落ちてしまうので早めに食べきる事をおすすめします。
冷凍したカスタードクリームの解凍方法
冷凍したカスタードクリームの解凍方法は以下の通りです。
- ラップをつけたまま常温で10分ほど置く
- ラップをはがし耐熱容器へ移す
- 軽くラップをかけて電子レンジで温める
冷凍したカスタードクリームは電子レンジで簡単に解凍することができます。しかし、冷凍をして日が経ったものは解凍した際に分離したり食感が悪くなることもありますので注意しましょう。
カスタードクリームを冷凍保存する際のコツ
続いてはカスタードクリームを冷凍保存する際のコツや日持ちさせるために気を付けたいポイントを紹介します。
急速冷凍をする
カスタードクリームの材料は卵や牛乳が使われていて傷みやすく、冷えにくいために菌が繁殖しやすいと言われているので急速冷凍させて保存することをおすすめします。
急速冷凍方法は以下の通りです。
- バットにカスタードクリームを薄く伸ばして入れる
- 表面にラップを密着させる
- 氷水をあててしっかり冷やす
カスタードクリーム薄く伸ばして氷水にあてて急速冷凍することで菌の繁殖を抑え、品質を落とすことなく解凍できます。また、しっかりラップを密着させておくことで乾燥による冷凍焼けを防ぐことができます。
硬めのカスタードクリームを作っておく
カスタードクリームは冷凍保存をすると解凍時に分離して離水が起こり、カスタードクリーム特有のなめらかさが失われてしまうことがあります。はじめから冷凍保存する予定であれば、コーンスターチを加えて硬めに仕上げると、分離を抑えて冷凍することができます。硬く作って冷凍保存した場合は、解凍時に好みの硬さに伸ばして使いましょう。
カスタードクリームが腐るとどうなるの?
正しい方法で冷凍保存をしても冷凍保存するタイミングが遅いと腐ってしまっている可能性があります。腐ったカスタードクリームの特徴は以下の通りです。
- 酸っぱいニオイがする
- 変色している
- カビが生えている
- 酸味がある
カスタードクリームは傷みやすく、味や見た目に変化を感じなくても菌が繁殖している場合もあります。カスタードクリームを解凍した際は、まずニオイや変色などを確認しましょう。上記のような特徴がひとつでも表れていたら腐っている証拠ですので、食べずに破棄しましょう。