焼き鳥が冷蔵保存できることを知っていますか?今回は、焼き鳥の冷凍保存方法を【焼く前】と【調理後】にわけて紹介します。ほかにも、賞味期限の目安や解凍のコツもまとめたので参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
焼き鳥の保存方法は?冷凍はできる?
焼き鳥はどのように保存したらよいのでしょうか?冷凍で長期保存はできるのか、焼き鳥おすすめの保存方法を紹介します。
常温保存
調理後の焼き鳥の日持ち期間は半日~1日です。焼き鳥を常温保存するときは、当日中に食べる場合のみにしましょう。
特に夏場などの暑くて湿気の多い時期は菌が増えやすいので、すぐに食べない場合は常温保存せずに冷蔵か冷凍で保存しましょう。
冷蔵保存
調理後のやきとりをすぐには食べないけれど短期間保存したい場合は冷蔵保存しましょう。冷凍保存をすれば2日~5日ほど日持ちします。しかし保存期間が長いほど味も落ちてしまうので、はやめに食べきることをおすすめします。
冷凍保存
焼き鳥は冷凍で長期保存することが可能です。調理後の焼き鳥と同様、調理前のやきとりも冷凍保存することができるので、しばらく食べない場合は冷凍保存を活用しましょう。
【冷凍】焼き鳥の保存方法・賞味期限の目安
焼き鳥の冷凍保存方法と賞味期限の目安を、【調理前】と【調理後】にわけて紹介します。
【調理前】焼き鳥の保存方法
調理前(焼く前)の焼き鳥を冷凍保存する方法は以下の通りです。
- キッチンペーパーで軽く押さえるように、肉の表面の水気をとる
- お酒を軽くかける
- 少量(2.3本)ずつラップで包み、金属製トレーに並べて急速冷凍
- 凍ってきたら保存袋に入れて冷凍庫で保存する
調理前の焼き鳥はお酒をかけることで乾燥予防に繋がります。また乾燥を防ぐためにも、ラップでしっかりと包んだあとに保存袋で二重にして保存しましょう。
【調理後】焼き鳥の保存方法
調理後の焼き鳥の保存方法は以下の通りです。
- 焼き鳥の粗熱をしっかりとる
- ラップで1本ずつ小分けにして包む
- 重ならないように平らにして保存袋に入れる
- 冷凍庫に入れて保存
焼き鳥を冷凍保存する場合は、乾燥しないように保存することがポイントです。ラップで包んだ後に保存袋に入れることで乾燥による酸化を防ぎます。上記の方法で冷凍保存すると、冷蔵保存よりも長く日持ちさせることが可能です。
賞味期限の目安
冷凍保存した焼き鳥の賞味期限は、約2週間~1ヶ月です。焼き鳥を大量に作って食べきれない時などに冷凍保存しておけば安心ですね。しかし、正しい方法で保存をしても保存期間が長いほど味が落ちてしまうので、なるべく早めに食べきるようにしましょう。
冷凍した焼き鳥を解凍するコツは?
続いては冷凍した焼き鳥を解凍するコツ【調理前】と【調理後】にわけて紹介します。
【調理前】解凍方法
調理前の冷凍焼き鳥の解凍方法は以下の通りです。
- 常温解凍
- 流水で解凍
- 冷蔵庫で自然解凍
調理前の焼き鳥を解凍する場合は、冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。食べる前日に冷蔵庫へ移し一晩自然解凍させましょう。流水で解凍する場合は水が入らないようにしっかりと口を閉めて細い流水にあてると30分程度で解凍できます。
【調理後】解凍方法
調理後の冷凍焼き鳥の解凍方法は以下の通りです。
- 冷蔵庫で自然解凍
- 常温で自然解凍
- 電子レンジで加熱解凍
調理済み焼き鳥の解凍方法は、冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。食べる前日に冷蔵庫へ移し一晩自然解凍させましょう。電子レンジで手軽に加熱解凍することもできますが、焼き鳥のタレに電子レンジの熱が入ってしまうため、肉に火が通らないまま焦げてしまう可能性があります。
【調理前】冷凍した焼き鳥の焼き方は?
続いては冷凍保存した生の状態の焼き鳥の焼き方を紹介します。焼き鳥の焼き方は以下の3通りです。
フライパンで焼く
- フライパンを中火で熱し、薄く油をひく
- 両面を2分ずつ焼く
- 両面に焼き色がついたら3分蓋をして加熱する
鶏肉は特に食中毒になりやすいので、しっかりと火を通すことが大切です。
グリルで焼く
- 網に油を塗り皮から焼く
- 皮に焦げ目がついたら裏返して焼く
皮から焼くことでパリッとした食感の焼き鳥を楽しめます。
ホットプレートで焼く
- ホットプレートを180℃の温度で予熱
- 薄く油をひき、肉を両面2分ずつ焼く
- 両面に焼き色がついたら蓋をして3分加熱する
鶏肉は特に食中毒になりやすいので、しっかりと火を通すことが大切です。最後に蓋をして加熱することで肉に火が通りやすくなり、旨味を閉じ込めます。