ここでは、
・「スキムミルクとは?」
・「スキムミルクと牛乳の違いとは?」
・「スキムミルクは牛乳の代用になるの?」
・「スキムミルクを使ったレシピ」
について説明していきます。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
スキムミルクとは?
スキムミルクとは、牛乳から脂肪分と水分を取り除き、粉末状にした「脱脂粉乳」のことです。
あっさりとした味わいや、ほのかな甘みが楽しめます。
牛乳由来のたんぱく質やカルシウムなどは摂取しつつ、脂肪分を含まないといった低カロリーであるのが特徴です。
スキムミルク100gあたりには34.0gのたんぱく質、1,100mgのカルシウムが含まれています。
たんぱく質は、筋肉や臓器など体の構成など、私たちの体に欠かせない栄養素、
カルシウムは骨や歯を形成する役割をもっているため、積極的に摂取する必要があります。
昔から脱脂粉乳は、子どもたちの栄養補給のために学校給食などにも使用されていましたが、美味しくないと言われていました。
しかし最近では、スキムミルクの味も良くなっており、栄養価も高いことから、牛乳の代わりに飲んだり、料理などで使用されることも多くあります。
スキムミルクと牛乳の違いは?
スキムミルクと牛乳の違いは様々ありますが、大きな違いは粉末状か液体かといった違いがあります。
スキムミルクは粉末状であり、水に溶いて飲むので、お好みの濃さに調整できます。
また、脂肪分や水分を取り除いたものなので、常温での保存、長期保存ができるといったメリットもあります。
賞味期限の短い牛乳に比べ、常備しやすいでしょう。
栄養面では牛乳とほぼ同量のたんぱく質とカルシウムを摂取することが可能です。
水分を取り除いた粉末なので、むしろ成分の濃度は濃くなっているのです。
また牛乳100gのカロリーは67kcalに対して、スキムミルク10gを水90gに溶かしたスキムミルク液100gはカロリー36kcalと、カロリーは約半分くらいになります。
カロリーを気にされている方には牛乳の代用にするのもおすすめです。
スキムミルクは牛乳の代用になるの?
スキムミルクは上記で説明したように、牛乳の乳脂肪分と水分が取り除かれたものであり、牛乳の代用品となります。
牛乳を100gの場合、スキムミルク10gを目安に使うと良いでしょう。
一般的にはパン・シチュー・グラタンといった料理や、ヨーグルト・パウンドケーキ・マフィン・クッキーといったスイーツに使うことが多いです。
特にパン作りには、牛乳よりスキムミルクの方が、柔らかくふんわりボリュームが出るのでおすすめです。
しかし、編みパンや渦巻きパンなどの形を綺麗に出したい時などは、パン生地が締まった感じになる牛乳を使った方が良い場合がありますので注意が必要です。
スキムミルクを使ったレシピ
スキムミルク使用!レーズン食パン
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こちらはレーズン食パン。
スキムミルクを使用したことで、翌日まで柔らかい食パンを楽しめたようです。
食パンなどには、牛乳の代わりにスキムミルクを使うと、ふんわりした柔らかい食感のパンに仕上がるのでおすすめです。
賞味期限の長いスキムミルクなら、いつでも作りたいタイミングでパン作りができます。
スキムミルクシチュー
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こちらはルーを使わずに、スキムミルク+小麦粉+バターで作るシチューです。
ミルクスープに近いサラサラしたシチューなのであっさりと朝から食べるのにも良いですね。
シチューのルーも、牛乳も不使用なので、カロリーも気にされている方にもおすすめな一品です。
カラフルなサラダとパンと一緒に食べるワンプレートご飯、おしゃれで素敵です。
はちみつミルク寒天
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こちらのはちみつミルク寒天は、なんと1つ98kcalでタンパク質8.5g、脂質0.3gだそうです。
高タンパク質&低脂質&低カロリーでお子様のおやつにも良いですね!
(※はちみつを使用しているので、小さなお子様は食べないようにご注意ください。)
甘さもお好みで調整してお好みの味にしてみてください。
これから暑くなる季節にぴったりのデザートです。