具材がたっぷり入った豚汁は日持ちがしないイメージですが、どれくらい日持ちするか知っていますか？今回は、豚汁の賞味期限の目安と保存方法【冷蔵・冷凍】、保存する際のポイントや豚汁が腐るとどうなるのかを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
豚汁は日持ちする？賞味期限の目安は？
豚汁は多くの具材を使っているので日持ちしないイメージですが、作るのに手間のかかる料理なので多めに作って長く保存出来たら便利ですよね。ここからは豚汁の賞味期限の目安を【常温・冷蔵】にわけて紹介します。
常温保存した場合の賞味期限
豚汁を常温で保管した場合の賞味期限の目安は以下の通りです。
- 春：１～２日
- 夏：当日中
- 秋：１～２日
- 冬：２～３日
夏場などの暑い季節は腐りやすいので常温保存はおすすめできませんが、当日中には食べきるようにしましょう。気温の低い冬場などは２～３日日持ちします。しかし、室温や保存状態によって日持ち期間は変わりますので、常温保存した際は食べる前にニオイや見た目に異変がないか確認してから食べるようにしましょう。
冷蔵保存した場合の賞味期限
豚汁を冷蔵保存した場合の賞味期限の目安は以下の通りです。
- 春：５日
- 夏：２～３日
- 秋：３～５日
- 冬：５日
冷蔵保存することによって、常温保存よりも長く保存することができます。涼しい季節は長くて５日程度日持ちしますが、夏場の賞味期限は２～３日ほどなので、冷蔵保存をしても早めに食べきるようにしましょう。
【冷蔵】豚汁の保存方法
豚汁を冷蔵保存した場合の保存方法を紹介します。
- 豚汁を加熱し沸騰直前で止める
- 氷水などを使って一気に冷やす
- 鍋に蓋、またはラップをするか、密閉容器に移し替えて冷蔵保存する
豚汁を保存するなら冷蔵保存がおすすめです。豚汁は常温でゆっくり冷ますと傷んでしまい腐りやすくなりますので豚汁を冷蔵保存する際は氷水などを使い一気に冷やしましょう。そして冷蔵庫に入れる際は空気に触れないようにしっかりと密封された状態で保存してください。
【冷凍】豚汁の保存方法
豚汁を冷凍保存した場合の保存方法を紹介します。
- 冷凍に不向きの具材は取り除いておく
- 豚汁を加熱し沸騰させる
- 氷水などを使い一気に冷ます
- 豚汁を密閉容器、または保存袋に1食分ずつの小分けにして冷凍保存する
豚汁を多く作って食べきれない場合は冷凍保存がおすすめです。しかし、冷凍に不向きな具材もありますので冷凍前に取り除く必要があります。冷凍に不向きな食材は【豆腐・こんにゃく・ジャガイモ】などです。これらの食材は冷凍保存することによって食感が変わってしまいますので、冷凍前に取り除いて他の料理に活用することもおすすめします。
豚汁を保存する際のポイントは？
続いては豚汁を保存する際のポイントを紹介します。
濃いめに味付けをする
豚汁の味付けを濃くすることで雑菌の繁殖と劣化を抑えます。薄味の場合は傷みやすくなるので早めに食べきりましょう。
仕上げに生姜を入れる
豚汁の仕上げに生姜を入れると生姜の抗菌作用によって日持ちが期待できます。生姜のしぼり汁やすりおろした生姜を入れると香りも良くなりおすすめですよ。
具材をしっかり炒める
調理の際に豚汁の具材を油でしっかり炒めることで水分を飛ばし日持ちを良くします。油をしっかり絡ませることで旨味を閉じ込めたまま保存ができます。
豚汁が腐るとどうなるの？
腐った豚汁の特徴は以下の通りです。
- 具材の表面がヌメヌメしている
- カビが生えている
- 加熱時に白い泡が出てくる
- 酸味・苦みがある
- 食べると舌がピリピリする
豚汁が腐り始めると具材や汁に糸が引き、ヌメリがでてきます。カビが生えていたり見た目で異変を感じたら食べずに破棄しましょう。また、見た目に変化がなくても食べてみて酸味や苦みを感じたら腐っている可能性が高いです。
