おかゆの正しい保存方法は知っていますか?今回はおかゆの日持ちする保存方法【冷蔵・冷凍】と賞味期限や日持ちさせるコツ、腐ったおかゆの特徴を紹介します。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
おかゆは保存できる?
おかゆを多く作ってしまい余ってしまう事ってよくありますよね。おかゆは水分を多く含んでいるので基本的に常温保存と炊飯器での保温は日持ちしません。さらに水分が抜けて乾燥したり変色してしまうことがあります。そのため残ったおかゆは常温や炊飯器で放置をせず、冷蔵・冷凍での保存をおすすめします。
【冷蔵】おかゆの保存方法・賞味期限は?
まずはおかゆの冷蔵保存方法を紹介します。
- タッパーなどの保存容器におかゆを入れて粗熱をとる
- しっかりと蓋をし冷蔵庫に入れる
冷蔵保存をしたときの賞味期限の目安は2日程度です。おかゆを温かいまま冷蔵庫に入れると雑菌が繁殖してしまうのでしっかりと粗熱をとってから早めに冷蔵庫に入れましょう。
おかゆの粗熱をとった後、梅干を入れると雑菌の繁殖を抑えやすくなります。しかし完全に菌を抑えることは出来ないので、出来るだけ早く食べきることをおすすめします。
【冷凍】おかゆの保存方法・賞味期限は?
おかゆをなるべく長く保存させたい場合は冷凍保存がおすすめです。ここからはおかゆの冷凍保存方法と賞味期限を紹介します。
- 保存容器におかゆを入れて粗熱をとる
- 空気が触れないようにしっかりと蓋をする
冷凍保存した場合の賞味期限の目安は2週間です。おかゆは水分が多く含んでいるため、あまり長く保存することが出来ません。
手順は冷蔵保存と同様で、冷凍する場合も粗熱をしっかりととってから、早めに冷凍庫に入れて保存しましょう。冷凍焼けを起こさないためにも空気に触れないようしっかりと蓋をしてくださいね。
冷凍したおかゆを解凍するコツは?
冷凍したおかゆは電子レンジでの解凍がおすすめです。電子レンジで解凍する際は、少量の水をかけてから温めましょう。加熱中におかゆをかき混ぜてしっかり温めることがポイントです。更にしっかりと温めたい場合は、鍋に移して解凍することも可能です。水分が飛んでしまったら少しずつ水を足しながら温めるようにしましょう。
おかゆを日持ちさせるコツは?
おかゆをなるべく長く保存するためのコツは以下の通りです。
- タッパーで1食分ずつ小分けにする
タッパーで一食分ずつ保存しておくと、食べる分だけ解凍でき便利です。おかゆに限らず、一度解凍したものを再び冷凍することは衛生上あまりおすすめできないので、まとめて保存せず小分けにしておきましょう。
- 食べない分はすぐに冷蔵・冷凍保存する
おかゆを常温で放置すると菌が繁殖しすぐに傷んでしまいますので、おかゆの粗熱がとれたら出来るだけ早く保存しましょう。
- 一度手をつけたおかゆは保存せずすぐに食べきる
食べ残したおかゆは雑菌だらけ。保存しても更に菌が繁殖してしまうので、一度手を付けてしまったおかゆは、保存せず食べきるか破棄しましょう。
- 離乳食用のタッパーが使いやすい
トレーの中に小分けになっているシリコンカップが入ったタッパーを使うと、小分けで冷凍保存ができるので解凍しやすく、離乳食に使う場合にも便利なのでおすすめです。
おかゆが腐るとどうなるの?
おかゆは水分が多い為に長期間の保存が出来ません。おかゆが腐っているかをどう見分ければよいのでしょうか?ここからは腐ったおかゆの特徴を紹介します。
- 酸っぱいニオイ・異臭がする
- 糸を引いている
- 味が酸っぱい
作ったおかゆを常温で放置してしまったり、日が経ってからおかゆを保存した場合は早いうちに腐ってしまうことがあります。正しい方法で保存していたとしても賞味期限が切れてしまえばこのように異変を感じることもありますので、保存したおかゆを食べる際は、直前に腐ってないか確認してから食べるようにしましょう。