定番の煮物はもちろんのこと、サラダなどでも時々見かけるおから。
豆腐を作る過程でできるもので、元は大豆のため、
栄養価の高いスーパーフードとも呼ばれているようです。
おからは実際にどんな嬉しい効果があるのでしょうか?
この記事ではおからを適量食べた時の効果
おからを食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論!おからを食べ過ぎると体に悪いってホント?
食物繊維やカロリーの摂り過ぎにより、かえって便秘や太る原因になる。
また大豆イソフラボンの摂り過ぎとなり、女性ホルモンのバランスを乱す原因となることも。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
おからを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論!おからを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
お通じを良くしたり、免疫力アップや肥満予防。
また大豆たんぱく質も豊富なので、ダイエット効果も期待できます。
お通じを良くしたり、大腸がんの予防にも繋がる
おからには特に食物繊維の含有量が多く、100g辺り11.5gほど。
これは食物繊維の量が多いとされるごぼうなどの野菜よりも更に多い量となります。
食物繊維には腸の蠕動運動を促す効果や、腸内環境を良くする効果があります。
そのため、お通じを良くしたり、大腸がんの予防にも繋がります。
免疫力アップや肥満予防
おからの元は大豆であり、大豆にはサポニンという成分が含まれています。
サポニンには免疫力を高める効果があります。
またそれ以外にも、サポニンにはアディポネクチンという脂肪の燃焼を促したり、脂肪の蓄積を防ぐ効果のある物質の分泌を促進する効果があります。
そのため、肥満予防にも良いとされています。
食欲抑制、新陳代謝アップ
おからには大豆たんぱく質が豊富に含まれています。
たんぱく質は食欲を抑制したり、新陳代謝を調整する効果があります。
そのため、代謝アップに繋がりダイエット効果も期待できます。
たんぱく質には植物性のたんぱく質と動物性たんぱく質がありますが、
大豆たんぱく質は植物性のたんぱく質であり、とても健康効果が高い成分です。
食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
結論!おからを毎日食べるとどうなる?
おからは適量であれば、毎日食べるとお通じを良くしたり、免疫力アップやダイエット効果などが期待できるが、食べ過ぎには注意が必要です。
逆に便秘になってしまう
おからは食物繊維が特に豊富であり、適量であればお通じを良くする効果があります。
しかし食べ過ぎることで食物繊維の過剰摂取となり、
かえって便秘になってしまうことがあります。
太る場合がある
生のおから100g辺りのカロリーは豆腐より多く、絹ごし豆腐と比較すると約2倍。
また、味付けをせずに食べることより調理して食べる場合が多く、
その分のカロリーも追加で発生します。
ですので食べ過ぎた場合、カロリーの摂り過ぎにより太る場合があります。
ホルモンバランスが乱れる原因となる
おからの元になる大豆には大豆イソフラボンという成分があります。
この大豆イソフラボン、美容やホルモンバランスを整えるのに良いとされています。
その反面、女性ホルモンであるエストロゲンと似た成分のため、
摂り過ぎるとホルモンバランスが乱れる原因となることもあります。
適量はどのくらい?
おからの1日の適量は生おからの状態で50g程度が目安となります。
小鉢などで少量ずつ食事に取り入れることで、健康効果が期待できるでしょう。
おからダイエットと呼ばれるダイエット方法もあるので、
食べ過ぎてしまうケースもあるかもしれませんね。
おからに限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
適度に食べて、健康に過ごしたいものです。