皆様は肝油ドロップをご存じでしょうか?
肝油はタラやサメ、エイなどの魚類から抽出された油(脂肪分)で、
昔から栄養があるとされています。
肝油ドロップは肝油の主成分として知られる栄養が配合されているようですが、どのような効果があるのでしょうか?
この記事では歴史が深く、最近では現代向けに進化している
肝油ドロップを適量食べた時の効果
肝油ドロップを食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
食べ過ぎによるデメリットについてもご紹介したいと思います。
結論!肝油ドロップを食べ過ぎると体に悪いってホント?
ビタミンAの過剰摂取による頭痛、めまいが起こったり、ビタミンC、ビタミンDの過剰摂取により消化器のトラブルに繋がります。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
肝油ドロップを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
結論!肝油ドロップを食べることによって期待できる代表的な効果・メリット
ビタミンCによる目の乾燥予防やビタミンAによる夜盲症(とり目)の予防。
またビタミンDも配合されていて、骨や歯の発育不良やくる病予防に繋がります。
目の乾燥予防
肝油ドロップに含まれるビタミンCは皮膚や粘膜の健康を保つ効果や、抗酸化作用を持つとされています。
このことから目の乾燥予防に良いといわれているようです。
骨や歯の発育不良やくる病予防
肝油ドロップに含まれるビタミンDはカルシウムの吸収を促す効果があり、骨や歯の形成に良いとされています。
またくる病は別名、骨軟化症と呼ばれる場合もありますが、
カルシウム不足により骨の強度が不足してしまう病気です。
ビタミンDはくる病予防にも良いといわれています。
夜盲症(とり目)の予防
また肝油ドロップにはビタミンAも配合されており、
ビタミンAは夜間の視力を維持する効果があるようです。
夜盲症(とり目)はビタミンAの不足によって起こるともいわれており、
このことから夜盲症(とり目)の予防に良いとされています。
食べ過ぎると体に悪いってホント?毎日食べるとどうなる?
結論!肝油ドロップを毎日食べるとどうなる?
肝油ドロップは適量であれば、毎日食べると目の乾燥予防や夜盲症(とり目)の予防。
また骨の健康を保つ効果があるが、食べ過ぎには注意が必要です。
ビタミンCを摂りすぎるとどうなる?
肝油ドロップに含まれるビタミンCを摂り過ぎた場合、基本的には余分な分は尿から体外へ排出するされます。
そのため、重篤な副作用はありません。
しかしながら、一度に大量摂取した場合などに下痢や吐き気が起こることもあるようです。
ビタミンDを摂りすぎるとどうなる?
肝油ドロップに含まれるビタミンDを摂りすぎると、高カルシウム血症になります。
余分な分は体外に排出されるビタミンCとは異なり、
ビタミンDは脂溶性ビタミンのため、体内に蓄積されてしまいます。
高カルシウム血症は多量のカルシウムが、体の至るところに沈着。
結果的に食欲不振や、吐き気、下痢などの消化器官にトラブルを招きやすくなります。
ビタミンAを摂りすぎるとどうなる?
肝油ドロップに含まれるビタミンAを摂りすぎると、頭痛が特徴的な他、吐き気、めまいなどを引き起こします。
長期的な過剰摂取を続けた場合、肝臓障害や中枢神経への異常などが知られており、注意が必要です。
ビタミンAもビタミンD同様に脂溶性ビタミンのため、体内に蓄積されてしまいます。
ただ、通常の食事でビタミンAの摂りすぎとなることは通常あまりなく、
サプリメントなどを服用する際に気を付ければ問題ありません。
適量はどのくらい?
肝油ドロップの適量は大人の場合、1日1~3粒としている商品が多いようです。
また、子供用の商品もあり年齢によって適量が変わります。
そのため、購入した商品に記載のある量をしっかり守って摂取してください。
フルーツ風味などの商品も多く、美味しくて食べ過ぎてしまうケースもあるようですが、
必ず適量を守って食べましょう。
肝油ドロップに限らず、どんな食べ物にも適量というのはありますので、食べ過ぎに注意しましょう。
賢く食べて、健康に過ごしたいものです。