春菊の保存方法を知っていますか?今回は、春菊の正しい保存方法【冷蔵・冷凍】と保存期間、正しい解凍の仕方をご紹介します。春菊が腐るとどうなるのか?などもまとめましたので適切な保存方法で美味しく長持ちさせましょう。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
春菊の保存するコツ
まずは春菊を保存するコツを紹介します。
なるべく乾燥させない
春菊などの葉物野菜は乾燥に弱い為、そのまま常温で保存すると水分が抜けてしぼんだり、食感も変わってしまいます。春菊を保存する際は乾燥を防ぐことを意識しましょう。
立たせて保存
春菊は横に倒して保存すると余計にエネルギーを使い、糖分や水分が抜けていってしまいます。春菊は収穫された後も成長し続けるため、収穫前と同じように立たせて保存することが長持ちさせるポイントです。
新鮮な春菊を見分ける
春菊を選ぶ際は、以下の状態のものを探して選んでください。
- 葉や茎が濃い緑色
- 春菊の香りが強い
- 茎の根元に葉が生えている
- 茎がしっかりしている
春菊は香りが強いほど新鮮です。
生食する際は、葉が小さく柔らかいものがオススメです。
【冷蔵】春菊の保存方法・保存期間
春菊を冷蔵保存する場合の正しい保存方法と保存期間をご紹介します。
- 水でキッチンペーパーや新聞紙を濡らし、春菊全体を包む
- ポリ袋や保存袋に入れて密封する
- 冷蔵庫に葉先を上にした状態で立たせて保存。
保存期間は5日~1週間、美味しく食べられる期間は2~3日ほどです。賞味期限を過ぎても、変色・しおれるなどの変化が茎と葉になければ食べることは出来ますが、春菊は元々傷みやすい食材である為、味や食感・栄養は落ちてしまいます。
【冷凍】春菊の保存方法・保存期間
続いては春菊を冷凍保存する場合の保存方法と保存期間をご紹介します。
春菊を生のまま冷凍保存する方法
- 春菊を洗い水分をしっかりふきとる。
- 食べやすいサイズにカットし、フリーザーバッグにいれて冷凍。
- 1時間ほど経ったら一旦とりだし、袋の外側から春菊を細かくほぐす。
保存期間は約1ヶ月。美味しく食べられる期間は2~3週間が目安です。
生のまま冷凍保存する際は、水分を拭き残すと食感が悪くなる原因になってしまうので、しっかりと水分を拭きとることを意識しましょう。また春菊を一旦ほぐすことによって、使うときに必要な分を取りやすくなります。
春菊を茹でた後に冷凍保存する方法
- 春菊を茹でた後、約30秒ほど氷水で冷やす。
- 水分を絞り、食べやすいサイズにカット。
- お好みの量に分け、それぞれラップに包み、フリーザーバッグにいれて冷凍庫で保存。
保存期間は約1ヶ月。美味しく食べられる期間は2~3週間が目安です。
また春菊は加熱すると苦みが増すので、お好みの加熱時間で調節してください。
春菊の正しい解凍方法
冷凍保存した場合の正しい解凍方法を、適した料理と合わせてご紹介します。
自然解凍
春菊を自然解凍する場合は、和え物などの火を使わない料理がおすすめです。春菊をお皿の上にのせて、完全に溶けるまで冷蔵庫に移し保存しておきましょう。解凍後の春菊は水分が多いので、必ず絞ってから調理に使いましょう。
そのまま使う
生のままで冷凍した春菊は、炒め物などの加熱料理に使うことをおすすめします。凍ったまま他の具材と一緒に調理しましょう。しかし茹でた春菊を冷凍した場合は、すでに茹でてある為、他の具材に火が通った後加えるようにしましょう。
春菊が腐るとどうなる?
春菊が腐るとどうなってしまうのでしょうか?
春菊が傷み始めたサインと完全に腐っている状態をご紹介しますので参考にしてみてください。
春菊が傷み始めるサインは?
- 葉先がしなしな
- 全体的に黄色くなっている
- 食感が悪い
この状態はまだ腐っている段階ではないため、食べることは出来ますが、味は落ち始めています。
食べる際は春菊の根元をカットし、50度の温水につけると食感が戻るのでお試しください。
腐るとどうなる?
春菊が完全に腐ると以下のようになります。
- 悪臭
- 表面にヌメリがある
- 白や黒に変色している部分がある
- カビがはえている
春菊が上記のように腐ってしまうと、温水につけても意味がないので、腐ってしまった春菊は破棄しましょう。