和食料理によく用いられている「大葉」「シソ」。
この大葉やシソですが、名前が違うのには何か理由があるのでしょうか?
今回は、
シソとは何か
大葉とは何か
長持ちさせる保存方法
についてご紹介します!
目次 -お好きなところからお読み下さい-
シソとは?
遅くなっちゃったけど、エルビーの「ばあちゃんの赤しそドリンク」飲んだ!
想定してた酸っぱさよりも酸っぱくて最初むせてしまったw 自分こういう味好きだからめっちゃ美味しかった! #アキネコ飯 pic.twitter.com/3D8A2MIjDw— やみい/朝日奈樒 (@Yamy_AsaHina) February 6, 2023
しそは、シソ科シソ属に属する植物の事です。
名前の由来は中国の逸話で、カニで食中毒を起こした少年にしそを食べさせたら元気を取り戻したことから「紫の葉で蘇らせる」という意味で「紫蘇(しそ)」と呼ばれるようになったそうです。
しその種類は2種類で、葉の色によって「赤じそ」と「青じそ」に分けられます。
赤じそは6~7月が旬となっていて、一般に流通するのもほぼこの時期に限られると言われています。
青じそは6~9月が旬となっていますが、旬以外の時期にもハウス栽培されたものが流通しています。
しそと聞くと葉の部分をイメージしがちですが、実や穂、芽など葉以外のすべての部位もすべてしそに含まれます。
花がついた穂や実が熟す前の穂、実が膨らんだ穂などもあり、それぞれ「花穂じそ」「穂じそ」「実じそ」と呼ばれていて、刺身のつまや天ぷら、和え物などに使われます。
次に大葉について見てみましょう。
大葉とは?
大葉は、しその中でも青じその葉の部分だけを指す呼び名で、大葉と青じその葉は同じものを指しています。
赤じそのことは大葉とは呼びません。
大葉と呼ばれる由来は、青じその葉を束ねた商品を芽などと区別するために「大葉」という名前をつけて売り出したのがきっかけで、そのまま大葉という呼び名が定着したようです。
それで、大葉と呼ばれるのは、食用の香味野菜として販売される時であって、植物として青紫蘇の葉を指す時には大葉と呼びません。
また、薬味や具材として大葉をそのまま食べる場合は「大葉」と呼ぶのに対し、ジュースやドレッシングなど、大葉を風味づけに利用する場合には「しそ」と呼ぶ場合が多いようです。
大葉は青じその葉だけを指していると言うことがわかりました。
次に大葉を長持ちさせる保存方法を見てみましょう。
長持ちさせる保存方法は?
大葉を長持ちさせる保存方法はこちら↓↓↓
・冷蔵保存
大葉は乾燥しやすいので、乾燥を防ぎながら保存することで、おいしさを長持ちさせることが出来ます。
瓶などの容器に少しだけ水を入れ、大葉の軸を下にして挿し、蓋をします。
この時、葉が水についていると傷みやすくなるので注意しましょう。
また、水に濡らしたキッチンペーパーに包んでから保存袋に入れて保存することもおすすめです。
保存場所は冷蔵庫の冷気が直接あたらない野菜室で保存してください。
・冷凍保存
大葉を千切りや粗みじん切りにして冷凍用の保存袋に入れ、冷凍保存することも可能です。
使うときは、凍ったまま使いたい分だけ料理に加えることができてとても便利です。
ポイントを押さえて正しい方法で保存しましょう。
まとめ
今回は、シソとは何か、大葉とは何か、長持ちさせる保存方法についてご紹介させていただきました!
・しそは、シソ科シソ属に属する植物の事。
・大葉は、しその中でも青じその葉の部分だけを指す呼び名。
・長持ちさせるには、瓶などの容器に少しだけ水を入れ、大葉の軸を下にして挿し、蓋をして冷蔵保存。千切りや粗みじん切りにして冷凍用の保存袋に入れ、冷凍保存。
シソと大葉の呼び方の違いには理由があることが分かりました。
最後までご覧いただきありがとうございました!!!