シナチクとメンマの違いとは

シナチクとメンマの違いとは

この記事では

・シナチクとは

・メンマとは

・シナチクとメンマの違いとは

・アレンジ自在！優秀メンマ

についてまとめました。

シナチクとは

メンマとは

メンマもシナチクと同じで、麻竹を蒸して発酵させ、調味した台湾発祥の加工品のことです。

麻竹の旬の時期は7月〜10月です。

1〜2mに成長したものを収穫し、皮を剥いて節の部分である硬いところを切り落として輪切りにします。

大きな釜で1時間〜1時間半よく茹で、1ヶ月以上も自然発酵するのです。

発酵が完了したら、3〜4日天日干しをし、その後適度な大きさにカットし、ようやく完成となるのです。

メンマは、ラーメンなどの「メン」と麻竹の「マ」を合わせてできた単語です。

ラーメンを「志那そば」と呼んでいたことや、そのラーメンにのった麻竹の加工品は「中国の竹」という意味で「志那竹（しなちく）」と呼ばれていました。

しかし第二次世界大戦後、中国政府から「支那」という呼び方への抗議があり、名前を「メンマ」と改めることになったそうです。

上記の理由から、最近ではシナチクよりもメンマと呼ばれることのほうが一般的になっています。

 

 

シナチクとメンマの違いとは

シナチクとメンマは同じものでした。

しかし歴史的な背景から、はじめはシナチクと呼ばれていたのが、後にメンマと呼ばれるようになったのです。

現在ではメンマと呼ばれることが一般的になっているようです。

メンマで使用されるのは麻竹とお伝えしましたが、日本では一般的に良く食べられる「たけのこ」は、孟宗竹の新芽を指します。

「たけのこ」として利用されるのは芽を出してすぐのもので、食べられる部分は白色で柔らかく、えぐみは少なく、歯ごたえがあります。

産毛の生えた皮が幾重にも重なって中の食べられる部分を包んでいます。

この皮は猪などの外敵から身を守るためにあり、30日ほどかけて全てはがれていきます。

ここが「たけのこ」から竹へと変わるタイミングなのです。

 

アレンジ自在！優秀メンマ

ラーメンのトッピングでしか使用しないのはもったいない保存食としても優秀なメンマ。

様々なアレンジで食卓に登場する機会が増えると良いですね。

和え物

和えものの際に加える調味料として、ごま油などが相性が良いでしょう。

炒め物