食後のデザートやお風呂あがりに食べたくなる「アイス」。
アイスでも、ジェラートやシャーベット、アイスクリームやラクトアイスなど呼び方が違うものがありますよね。
その違いは何なのか気になりませんか?
そこで今回は、
ジェラートとは何か
シャーベットとは何か
アイスクリームとは何か
についてご紹介します。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
ジェラートとは?
ジェラートとは、イタリア・フィレンツェ生まれのお菓子のことで、「凍った」という意味が語源になっているそうです。
果汁・果肉・牛乳・砂糖などを混ぜて凍らせていて、乳脂肪分は5%前後です。
一般的に5%前後の乳脂肪で製造されているものは、「アイスミルク」に該当します。
ジェラートは空気を含まないように混ぜる製法で密度が濃いのが特徴です。
濃厚でクリーミーな味わいですが、アイスクリームよりも乳固形分・乳脂肪分が少ないので後味はさっぱりでカロリーもアイスクリームよりは低いので女性にも人気です。
シャーベットとは?
シャーベットとは、甘くしたフルーツジュース、または、フルーツピューレを凍らせたものを指します。
牛乳、卵白、ゼラチンなどを加えることもあります。
氷で冷やした飲み物を意味する言葉で、アラビア語の「シャルバート」から来ているようです。
乳固形分が3.0%未満の場合は「氷菓」に該当し、牛乳を多めに入れたシャーベットであれば、「ラクトアイス」に分類される場合もあります。
アイスクリームとは?
アイスクリームて書いてるけどラクトアイスやんけ pic.twitter.com/mrYxUbJjVy
— ku (@4256_alphard) November 18, 2022
アイスクリームは、牛乳などの原料を空気を含ませつつ冷やして、クリーム状にした上で冷やしたお菓子のことです。
乳固形分15.0%、そのうち乳脂肪分8.0%以上のものをアイスクリームと呼びます。
乳固形分・乳脂肪分の割合の違いによって、3種類の呼び方に分けられています。
アイスクリーム:乳固形分15%以上、うち乳脂肪分8%以上
アイスミルク:乳固形分10%以上、うち乳脂肪分3%以上
ラクトアイス:乳固形分3%以上
そして、乳固形分3%以下のものは、アイスクリームには入らず、「食品、添加物等の規格基準」という2つの法律によって「氷菓」と規定されています。
乳固形分の割合の違いによって、ジェラートやシャーベットは「アイスクリーム」とは呼べないことがわかりますね。
まとめ
今回は、ジェラートとは何か、シャーベットとは何か、アイスクリームとは何かについてご紹介させていただきました!
・ジェラートは、果汁・果肉・牛乳・砂糖などを混ぜて凍らせたもので乳脂肪分は5%前後。
・シャーベットは、甘くしたフルーツジュース、または、フルーツピューレを凍らせたもので乳固形分が3.0%未満のものが多い。
・アイスクリームは乳固形分15%以上、うち乳脂肪分8%以上、アイスミルクは乳固形分10%以上、うち乳脂肪分3%以上、ラクトアイスは乳固形分3%以上、氷菓は乳固形分3%以下のものを指している。
ダイエットでカロリーを抑えたい時には乳固形分が低いジェラートやシャーベットが良さそうですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!!!