日本人にとって身近な食べ物である「うどん」。
旅行でうどん屋さんに入った時にだし汁が地元のものとなんか違う?!と思ったことはありませんか?
関西の人が東京でうどんを食べると、出汁の黒さに驚くようです。
関西のうどんはお出汁が透き通っていているのに対し、関東のうどんは黒くて濃い色をしていて醤油味が強いですよね。
関東と関西ではうどんの出汁の違いがあるようです。
そこで今回は、
関東うどんつゆはなぜ黒くて濃い?
関西うどんつゆはなぜ透明で薄い?
カロリーや栄養、塩分の違いはある?
関東うどんつゆの出汁の種類は?
関西うどんつゆの出汁の種類は?
についてご紹介します!
目次 -お好きなところからお読み下さい-
関東うどんつゆはなぜ黒くて濃い?
関東うどんつゆが黒い理由↓↓↓
関東では、鰹ダシがメインで濃口醤油をつかって味付けすることが主流のようです。
関東はそば文化、関西はうどん文化といわれています。 関東地方は関西に比べて荒地が多くあるので、そばの生産に適していたのでしょう。 そばの出汁の色は限りなく黒に近い色をしています。
それでうどんもそのそばの色に合わせて出汁の色を作り出していたという話もあります。
関東の うどん…濃い色にただただ驚いた笑! pic.twitter.com/Twq6WTxV
— 鳥羽 大介 (@Dtobby) February 23, 2012
関西うどんつゆはなぜ透明で薄い?
関西うどんつゆが透明で薄い理由↓↓↓
関西では、昆布ダシやシイタケのダシをメインに使い、薄口醤油で味付けされています。
そのため、関東のうどんやおでんよりも色が薄く、豊かなだしの風味とともに素材がもっている味を堪能することができます。
関西人は見た目を大事にしているというのも、つゆが透明な理由のようです。
カロリーや栄養、塩分の違いはある?
うどんのカップ麺で有名な「どん兵衛」には、関東と関西で味付けが違うという事で、こちらで比べてみましょう。
【カロリー】
関東→410Kcal
関西→406Kcal
カロリーは、関東が少し高めですね。
【栄養】
関東→タンパク質10g、脂質15.7g、炭水化物57.2g、ナトリウム2.2g、ビタミンB1 0.19mg、ビタミンB2 0.19mg、カルシウム168mg
関西→タンパク質9.2g、脂質16.2g、炭水化物56.0g、ナトリウム2.3g、ビタミンB1 0.20mg、ビタミンB2 0.23mg、カルシウム162mg
栄養面では、大きな差はありません。
【塩分】
関東→7.5g
関西→7.8g
見た目では関西のうどんが味が薄いと思われがちですが、関西の出汁に使われている「薄口醤油」は「濃口醤油」のよりも塩分が高く、塩分濃度は関西のほうが高いこともあるようです。
どこが違うかわかるかなぁ〜⁉️#赤いきつね #どん兵衛 #関東 #関西 pic.twitter.com/GU5DSGoRoe
— リロピン (@riroppy) March 21, 2022
関東うどんつゆの出汁の種類は?
関東うどんつゆの出汁の種類↓↓↓
・かつお節+昆布+煮干し+濃口醤油+みりんなど
かつお節を主役としたうどんだしで、昆布や煮干しを脇役として使います。
濃口醤油で味付けをしており、色と味が濃いのが特徴です。
味の決め手はだしというより、醤油やみりんなどの調味料で決まるといわれていて、調味料の選定や分量などが大事になってきます。
味わいは少し甘味を感じるだしになります。
関西うどんつゆの出汁の種類は?
関西うどんつゆの出汁の種類↓↓↓
・昆布+かつお節+煮干し+薄口醤油など
昆布、かつお節、煮干しなどを総合的に使用したうどんだしです。
薄口醤油は風味を付ける程度の役割を果たしていてさっぱりした味が特徴です。
食材の種類や配合によって出汁の味も大きく変わってくるんですね〜
まとめ
今回は、関東うどんつゆはなぜ黒くて濃い?関西うどんつゆはなぜ透明で薄い?カロリーや栄養、塩分の違いはある?関東うどんつゆの出汁の種類は?関西うどんつゆの出汁の種類は?についてご紹介させていただきました!
・関東うどんつゆが黒い理由は、関東では、鰹ダシがメインで濃口醤油をつかって味付けするから。
・関西うどんつゆが透明で薄い理由は、関西では、昆布ダシやシイタケのダシをメインに使い、薄口醤油で味付けされているから。
・カロリーや栄養、塩分の違いは大差ない。
・関東うどんつゆの出汁の種類はかつお節+昆布+煮干し+濃口醤油+みりんなど
・関西うどんつゆの出汁の種類は昆布+かつお節+煮干し+薄口醤油など
関東と関西のうどん、食べ比べて楽しむのもいいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!!!