今の季節が旬で甘酸っぱさが人気のいちご。
ですが、購入してそんなに日にちが経っていなくても果実のハリが無くなって部分的に柔らかくなってしまったり、ヘタがしなしなになってしまうことが多いですよね。
いちごは実は傷みやすく、接触に弱いとってもデリケートな果物なんです。
今回はそんないちごの冷蔵の日持ち期間や冷凍の賞味期限と保存方法など、正しい保存方法についてまとめていきます。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
いちごは冷蔵保存で何日日持ちする?
そもそもいちごはあまり日持ちをする果物ではありません。
いちごは新鮮な状態で収穫され、そこから出荷されスーパーに並んでいるものがほとんどです。
出荷されている間にも時間が経っていますので、できれば買ったその日に食べるのが一番です。
ただ、パックに多めに入れられて販売されているものがほとんどなので、一度に食べ切れない場合は冷蔵庫で保管するようにしましょう。
いちごは乾燥に弱いので、冷蔵庫で保存しても傷みやすいことには変わりありません。
正しい保存方法でも5日から6日を目安にたべるようにしましょう。
ただし、アルミホイルを使うことで10日間保管することも出来ますのでこちらの方法も紹介していきます。
冷蔵保存方法と容器
いちごはとてもデリケートな果物で、小さな傷や水分が原因で傷みやすくなってしまいます。
いちごを冷蔵庫で保管する場合は、絶対にヘタを取らず、水洗いもせずにそのまま保管してください。
スーパーで購入するとパックに入っていちご同士が重なっています。
これも接触を嫌ういちごが傷んでしまう原因になりますので、キッチンペーパーをひいたタッパーにいちご同士が重ならないよう移し替えましょう。
いちごは先端のほうがよりデリケートなので、ヘタを下にして置くのがポイントです。
このとき、ひとつひとつをアルミホイルで包むと乾燥を嫌ういちごは新鮮な状態を保ちやすくなります。
いちごは冷凍保存で何日日持ちする?
購入した段階で既に傷みはじめているものや、冷蔵庫で保管しても確実に食べ切れない場合は冷凍庫で保存するようにしましょう。
冷凍庫で保管する場合、いちごは1ヶ月日持ちします。
冷凍保存方法と容器
冷凍保存の場合は冷蔵保存とは異なり、ヘタを取って水洗いしてください。
水洗いした後はキッチンペーパーでしっかり水分を拭き取り、傷んでいる個所はカットしましょう。
いちごは冷凍すると甘みが減ってしまいますので、冷凍前に砂糖をまぶすのがポイントです。
砂糖の分量はいちごの5%から10%の分量がいいとされており、目安としてはいちご1パックあたり大さじ1杯です。
砂糖をまぶしたらジップロックに入れ、空気をしっかり抜いて冷凍保存しましょう。
解凍方法
いちごは一度冷凍してしまうと、解凍したときに食感が悪くなりますので解凍せずに使いましょう。
シャーベットやスムージーにしたり、デザートに添えるのがおすすめです。
いちごは常温保存で何日日持ちする?
先述した通り、いちごは購入したときが1番鮮度がいい状態です。
保管していてもそれ以上鮮度がよくなることはありませんので、購入してすぐに食べるのが1番です。
とくにスーパーで購入したいちごは、鮮度のいい状態のものを収穫して数日経っていますので常温保存はおすすめしません。
直売所で売っている鮮度がかなりいい物でも、常温保存なら1日から2日の保管が限度です。
常温保存方法と容器
冷蔵庫で保存するときと同様、ヘタを取らずに水洗いもせず、重ならないようにタッパーに移し替えましょう。
常温保存の場合はアルミホイルではなくキッチンペーパーで包んで上からふんわりとラップをしましょう。
必ず風通しのいい、日光の当たらない涼しい場所で保管してください。
いちごが腐るとどうなる?見分け方
いちごは腐ると異臭がしたり、果実が溶けてしまいます。
こうなる前に傷みはじめたらジャムにしたり、いちごソースにして加工しましょう。
もし、少し果実がしなしなしたり、ブヨブヨになっているだけなら回復させることが出来るかもしれません。
50度のお湯にいちごをヘタ付きのまま2分間入れ、水分をしっかり拭けば果実にハリがでて甘みも増しますので試してみてください。
いちごの保存方法まとめ
今回はいちごの正しい保存方法についてまとめました。
いちごは傷みやすいので、購入するときに新鮮なものを選ぶのもポイントです。
ヘタの緑色が濃くピンと反り返り、均一に色付いた光沢のあるいちごを選んで購入するようにしましょう。