アスパラガスの日持ちする保存方法は知っていますか?
アスパラガスは野菜の中でも傷みやすく、長く保存するほど風味が落ちてしまいます。
少しでもアスパラガスを日持ちさせるためにはどのように保存すればよいのでしょうか。
そこで、今回はアスパラガスの日持ちする保存方法【冷蔵・冷凍】について解説します。
正しい手順で保存した場合の賞味期限の目安や下処理のコツ、腐るとどうなるのかも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
アスパラガスの保存方法は?
アスパラガスの保存方法は、冷蔵・冷凍が基本です。
温度の低い冷蔵庫や冷凍庫で保存することで賞味期限を延ばすことができます。
保存する前に下処理を行うと、より日持ちしやすくなるのでおすすめです。
アスパラガスの下処理のコツ
アスパラガスを日持ちさせたいときは、保存する前に下処理を済ませておきましょう。
ここではアスパラガスの下処理方法やコツを紹介します。
- アスパラガスの切り口から、2~3mmの部分をカットしておく
- 根本から3cmほど皮をむく
- フライパンに少量のお湯を入れて沸騰させる
- 沸騰したらアスパラガスの根元を30秒ほど茹でる
- フライパンの中にアスパラガスを全て入れる
- 全体に塩をふりかけて蓋をする
- 1分ほど蒸す
- 隙間を開けてザルに置き、しっかりと冷ます
アスパラガスを下処理する際は、はじめに皮をむいて切らずに茹でることが大切です。
長く茹でると歯ごたえがなくなってしまうため、茹ですぎないように様子を見ながら蒸し煮にしましょう。
【冷蔵】アスパラガスの保存方法・賞味期限
ここからはアスパラガスの冷蔵保存方法と賞味期限の目安について紹介します。
アスパラガスの冷蔵保存方法
アスパラガスの冷蔵保存方法は以下の通りです。
- キッチンペーパーを水で湿らせてコップや瓶の底に敷く
- アスパラガスの切り口を下にして器に立てる
- ビニール袋をかけて輪ゴムでとめる
- 冷蔵庫に入れて保存する
アスパラガスを冷蔵保存する際はできるだけ温度変化の少ないチルド室に保存しましょう。
賞味期限の目安
アスパラガスを冷蔵保存した場合の賞味期限は、約5日です。
ただし冷蔵庫内の温度が高いと賞味期限が短くなることがあるので、温度を調節しながら、できるだけ早めに使い切りましょう。
【冷凍】アスパラガスの保存方法・賞味期限
続いては、アスパラガスの冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
アスパラガスの冷凍保存方法
まずは、生のアスパラガスを冷凍保存する方法を紹介します。
- アスパラガスの根元を切り落とす
- 2mm程度で斜めにざく切りにする
- 水分をしっかりと拭き取る
- ジップ付き保存袋に入れて密閉し冷凍保存する
下茹でしたアスパラガスは次のように保存してください。
- 下茹でしたアスパラガスをしっかりと冷ます
- アスパラガスの水分をしっかりと拭き取る
- ジップ付き保存袋に入れて密閉し冷凍保存する
アスパラガスを冷凍保存する際は、切り口の部分を少し切り落とすと日持ちしやすくなります。
品質を保つためにも、金属トレーに乗せて急速冷凍するのがおすすめです。
また、冷凍したアスパラガスを使う際は次のように解凍してください。
- 生の場合:冷凍アスパラガスをそのままさっと茹でてから使う
- 下茹で済みの場合:半解凍した後に加熱調理に使う
上記のように解凍することで、アスパラガスの水分を保ったままおいしく食べられます。
賞味期限の目安
アスパラガスを冷凍保存した場合の賞味期限は約1ヶ月です。
正しく冷凍することで長期保存が可能なので、すぐに食べきる予定のない場合は購入したらできるだけ早めに冷凍しておくとよいでしょう。
アスパラガスは腐るとどうなるの?
長期保存したアスパラガスは食べる前に必ず腐っていないか確認しましょう。
ここでは腐ったアスパラガスの特徴を紹介します。
- 茶色く変色している
- 茎が柔らかくなり溶けている
- ぬめりがある
- カビが生えている
- 酸味のある臭いがする
アスパラガスが腐ると、茎に大きな変化が現れます。
このような特徴のあるアスパラガスは腐っている可能性が非常に高いため食べずに処分してください。