大根の葉の正しい保存方法は知っていますか?
捨ててしまいがちな大根の葉ですが、ふりかけやナムルなどのおかずの一品として使えるので、捨てずに保存しておくのがおすすめです。
今回は、大根の葉の正しい保存方法や賞味期限の目安【冷蔵・冷凍・乾燥】について解説します。
腐って食べられない大根の葉の特徴も紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
大根の葉の日持ちする保存方法は?
大根の葉は、冷蔵・冷凍・乾燥での保存が可能です。
数日で食べきる場合は冷蔵保存、できるだけ長く保存したい場合は冷凍または乾燥がおすすめです。
また、大根の葉を保存する際は、購入後できるだけ早く葉を切り落としておくことがポイントになります。
大根の葉をつけたままにしておくと栄養素が奪われて鮮度が下がってしまうため、購入したらすぐに切り分けておきましょう。
【冷蔵】大根の葉の保存方法・賞味期限
まずは大根の葉の冷蔵保存方法と賞味期限の目安(生・茹で)を紹介します。
生の状態で保存する場合
大根の葉をそのまま生の状態で保存する方法は以下のとおりです。
- 根の部分を1cmほど残して切る
- キッチンペーパーを湿らせて根の部分に巻く
- ラップでくるむ
- 保存袋に入れて、大根の葉を立てた状態で冷蔵保存する
大根の葉を冷蔵保存する際は、乾燥を防ぐためにしっかりと根の部分をラップでくるんでください。
葉を立てて冷蔵保存することで、鮮度を保ちながら保存できます。
大根の葉を使う際に、用途に合った大きさに切って使いましょう。
茹でて保存する場合
続いては大根の葉を茹でて冷蔵保存する方法です。
- 鍋に水を入れて沸騰させる
- 塩を一つまみ加える
- 大根の葉を2~3分程茹でてザルにとる
- 冷水で洗い絞る
- キッチンペーパーで水気を拭き取る
- 使い切る量ずつジップ付き保存袋に入れて小分けにする
- 大根の葉をできるだけ平らにして空気を抜いて密閉し、冷蔵保存する
大根の葉を冷凍保存する際は、なるべく平らに薄くすることで、 冷凍しやすくなります。
大根の葉を茹でて冷凍しておくと、調理に使う際の時短になるのでおすすめです。
賞味期限の目安
大根の葉を冷蔵保存した場合の賞味期限は、約2~3日です。
調味料を加えるなど調理して冷蔵保存した場合は、4~5日ほど日持ちします。
冷蔵庫での保存はあまり日持ちしないため、すぐに使う予定のない場合は冷凍や乾燥して保存しましょう。
【冷凍】大根の葉の保存方法・賞味期限
大根の葉の冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します
大根の葉の冷凍保存方法
大葉の葉は、以下の手順で冷凍保存しましょう。
- 鍋に水を入れて沸騰させる
- 塩をひとつまみ加える
- 大根の葉を2~3分ほど茹でてザルにとる
- 冷水で洗い、絞ってからキッチンペーパーで水気を拭き取る
- 用途にあったサイズにカットする
- 食べきれる量ずつ小分けにしてラップで包む
- ジップ付き保存袋に入れて密閉し金属トレーに乗せて冷凍保存する
大根の葉を冷凍保存すると賞味期限を伸ばすことができるので、大量に手に入れたときや、長く保存したい場合におすすめです。
大葉の葉を日持ちさせるためにも、使い切る量ずつ小分けにして、空気が触れないようにラップでしっかりと包みましょう。
賞味期限の目安
冷凍保存した大根の葉の賞味期限は約1ヶ月です。
正しい手順で冷凍保存することで、冷蔵保存と比べて長く日持ちします。
ただし、解凍して調理したあとは、冷蔵庫で3~4日ほどしか日持ちしません。
解凍したらできるだけ早めに食べきりましょう。
【乾燥】大根の葉の保存方法・賞味期限
大根の葉を乾燥して保存する方法と賞味期限の目安を紹介します。
大根の葉を乾燥して保存する方法
大根の葉を乾燥して保存する方法は以下のとおりです。
- 大根の葉をきれいに洗う
- 使いやすい大きさに切る
- 風当たりの良い場所で天日に干し、3日ほど放置する
- カラカラになるまで乾燥したらできあがり
大根の葉を乾燥して保存する場合は、雨の降らない日を選び3日間ほど日のあたる場所で乾燥させましょう。
賞味期限の目安
大根の葉を乾燥させて保存する場合は冷凍保存と同じく約1ヶ月日持ちします。
「長く保存したいけれど冷凍庫のスペースがない」と困っている方は、乾燥して保存することで解決します。
ただし雨の日にうーたは放置してしまうとカビの原因となり保存できなくなってしまうので注意が必要です。
大根の葉を天日干しする際は必ず天気のいい日を選んで行いましょう。
大根の葉は腐るとどうなるの?
ここでは腐って食べられない大根の葉の特徴を紹介します。
【腐った大根の葉の特徴】
- カビが生えている
- 茶色く変色している
- 明らかに変な匂いがする
- ドロドロに溶けている
大葉の葉の賞味期限が過ぎて傷み始めると、茶色く変色したり、カビの発生が目立つようになります。
明らかに変な臭いがしたり、葉がドロドロに溶けてしまっていると完全に腐っているため、食べずに処分しましょう。