パプリカの正しい保存方法は知っていますか?
パプリカを多く手に入れたとき、どのように保存すれば日持ちしたら良いのか迷う方も多いでしょう。
パプリカは、常温・冷蔵・冷凍・乾燥での保存が可能です。
ただし、保存状態が悪いと日持ち期間が短くなるので、正しい手順で保存する必要があります。
今回は、パプリカの保存方法と賞味期限の目安を【常温・冷蔵・冷凍・乾燥】にわけて紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
目次 -お好きなところからお読み下さい-
【常温】パプリカの保存方法・賞味期限
ピーマンは、常温でも問題なく保存できますが、購入した状態のままでは日持ちしません。
ここでは、ピーマンの正しい常温保存方法と、その賞味期限の目安を紹介します。
常温保存方法
パプリカの常温保存方法は以下の通りです。
- キッチンペーパーでパプリカの水気を拭き取る
- パプリカを1個ずつ新聞紙で包む
- 風通しの良い、涼しい場所で保管する
パプリカを常温で保管する場合は、表面についている水分をしっかりと拭き取っておきましょう。
新聞紙がなくても、キッチンペーパーで代用が可能です。
ポリ袋を使用する場合は、湿気を逃すためにポリ袋に穴を開けてから入れましょう。
賞味期限の目安
パプリカを常温保存した場合の賞味期限は、約1週間です。
正しい手順で行い、風通し良よい冷暗所で保管しておくことで、常温でも長く日持ちします。
ただし、湿気の多い梅雨や暑い時期は傷みやすくなるため、常温保存は避けて冷蔵や冷凍で保存することをおすすめします。
【冷蔵】パプリカの保存方法・賞味期限
続いては、パプリカの冷蔵保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
冷蔵保存方法
パプリカの冷蔵保存方法は以下のとおりです。
- キッチンペーパーでパプリカの水気をしっかり拭き取る
- パプリカを1個ずつキッチンペーパーで包む
- パプリカをビニール袋に入れる
- ビニール袋の口を開けたまま冷蔵保存する
口の閉じたビニール袋を使う場合は、つまようじで袋に数か所穴を開けておきましょう。
パプリカをカットして保存する場合は、切った断面から水分が蒸発しないように、軽く濡らしたキッチンペーパーも一緒に入れておきましょう。
賞味期限の目安
パプリカを冷蔵保存した場合の賞味期限は、約10日です。
カット済みの場合は、4~5日ほどです。
常温保存と比べて長く日持ちしますが、10日過ぎると徐々に水分が抜けて栄養価も落ちていくため、できるだけ早めに使い切ることをおすすめします。
【冷凍】パプリカの保存方法・賞味期限
パプリカを長期保存する場合は、冷凍庫での保存がおすすめです。
ここでは、パプリカの冷凍保存方法と賞味期限の目安を紹介します。
冷凍保存方法
パプリカの冷凍保存方法は以下のとおりです。
- パプリカをカットしてワタを抜く
- パプリカの表面をキッチンペーパーで拭き取る
- ジップ付き保存袋にいれて冷凍保存する
パプリカを冷凍保存で日持ちさせるためには、空気が触れないようにしっかりと密閉させることが大切です。
再冷凍・解凍を防ぐためにも、使い切りやすい量ずつ小分けにして保存しましょう。
冷凍したパプリカを加熱調理に使う場合は、解凍せずにそのまま調理に使えます。
和え物に使う場合は、冷蔵庫で1時間ほど自然解凍してから使いましょう。
賞味期限の目安
パプリカを冷凍保存した場合の賞味期限は約1ヶ月です。
常温や冷蔵など、ほかの保存方法と比べて長い期間保存できるため、大量にパプリカを手に入れた時は冷凍保存しておくことをおすすめします。
【乾燥】パプリカの保存方法・賞味期限
パプリカの長期保存方法には、冷凍のほかにも乾燥して保存する方法があります。
ここではパプリカを乾燥して保存する方法と賞味期限の目安を紹介します。
乾燥して保存する方法
パプリカを乾燥して保存する方法は以下のとおりです。
- パプリカを半分に切る
- 種とワタを取り除く
- パプリカを千切りにする
- ざるなどに乗せて天日で2日ほど干して乾燥させる
- 乾燥したら蓋のついた瓶やジップ付きの保存袋に入れて冷蔵保存する
乾燥したパプリカは、使う時に水で戻してから使いましょう。
賞味期限の目安
パプリカを乾燥して保存した場合、冷蔵保存で約1ヶ月日持ちします。
パプリカを含めて、野菜は乾燥させることでビタミンDやカルシウム、鉄分などの栄養価が上がります。
乾燥させることでパプリカの風味も増し、賞味期限も長くなるのでおすすめです。