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酒粕の日持ちする保存方法は?賞味期限の目安や解凍方法を紹介

酒粕の日持ちする保存方法は知っていますか?

清酒のもろみを圧搾した際に残る搾りかす「酒粕」は、未開封であれば常温・冷蔵・冷凍の保存が可能ですが、開封後の場合は正しい手順で冷蔵・冷凍する必要があります。

今回は、酒粕の正しい保存方法と賞味期限の目安を【冷蔵・冷凍】に分けて紹介します。

冷凍した酒粕の解凍方法や腐るとどうなるのかも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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【冷蔵】酒粕の保存方法・賞味期限

まずは、酒粕の冷蔵保存方法・賞味期限の目安を紹介します。

冷蔵保存方法

酒粕には板状・そぼろ状・ペースト状の3種類があり、それぞれ保存方法は異なります。

ここでは、酒粕の冷蔵保存方法を形状別に紹介します。

【酒粕(板状)の場合】

  1. 酒粕を密閉できる保存袋にいれる
  2. 空気を抜いて密閉し、冷蔵保存する

【酒粕(そぼろ状・ペースト状)の場合】

  1. 酒粕をパッケージに入ったまま密閉できる保存袋にいれる
  2. 空気をしっかり抜いて密閉し、冷蔵保存する

酒粕は、未開封の状態であればそのまま冷蔵保存で問題ありません。

ただし、開封済みの場合は、保存袋に入れて空気が触れないように密閉してから冷蔵保存しましょう。

賞味期限の目安

酒粕を冷蔵保存した場合の賞味期限の目安は、どの形状でも変わらず半年ほどです。

酒粕は冷蔵保存することで菌の繁殖を抑えて発酵を遅らせるため、開封した酒粕は冷蔵保存しておきましょう。

【冷凍】酒粕の保存方法・賞味期限

酒粕の冷凍保存方法・賞味期限の目安を紹介します。

冷凍保存方法

酒粕を冷凍保存する際も、冷蔵保存と同様に形状によって保存方法が異なります。

ここでは、酒粕の冷凍保存方法を形状別に紹介します。

【酒粕(板状)の場合】

  1. 酒粕を1枚ごとラップで包む
  2. 冷凍用の密閉袋に入れて冷凍保存する

板状の酒粕を冷凍保存する際は、1枚ずつしっかりとラップで包みます。板状の酒粕が大きい場合は、使い切れる量に切り分けて小分け保存しましょう。

【酒粕(そぼろ状・ペースト状)の場合】

  1. 酒粕をジップ付き保存袋にいれて、袋を薄く平らにする
  2. 保存袋の空気をしっかり抜いて密閉し、冷凍保存する

そぼろ状・ペースト状の酒粕を冷凍保存する際は、保存袋に入れたらなるべく薄く平らにして冷凍しましょう。素早く冷凍させることで品質を落とさずに保存できます。

賞味期限の目安

酒粕を冷凍保存した場合の賞味期限の目安は、どの形状でも変わらず1年ほどです。

酒粕を冷凍することで冷蔵保存よりも賞味期限をのばすことができるので、長期保存するなら冷凍保存がおすすめです。

ただし、保存期間が長いほど風味は落ちていくので、できるだけ早めに使い切りましょう。

冷凍した酒粕の解凍方法

冷凍した酒粕は以下の解凍方法がおすすめです。

  • 冷蔵庫での自然解凍
  • 流水解凍

酒粕の品質を重視する場合におすすめなのが、冷蔵庫での自然解凍です。

冷凍酒粕を使う前日に冷蔵庫へ移してじっくりと自然解凍しましょう。

解凍した酒粕が乾燥していたら、少量の日本酒を浸しましょう。日本酒を浸すことで風味や柔らかさが戻ります。

酒粕は腐るとどうなるの?

腐った酒粕の特徴は以下のとおりです。

  • 白いカビが生えている
  • 糸を引いている
  • 酸っぱい臭いがする

酒粕の表面に綿状の白いものがついていたらカビの可能性が高いです。

また、触ったときに糸を引いたり、強い酸味のある臭いがする場合は菌が繁殖している証拠です。

このような特徴が一つでも当てまる場合は速やかに処分しましょう。

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